防災セットはこれで安心!揃えておきたい防災グッズとおすすめの防災セット

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「防災セットって、みんな準備してるのかな?」

「バッグの中身って、何をどれだけ用意すればいいんだろう?」

「セットで買うのと、自分で揃えるの、どっちがいい?」

2019年の台風被害をきっかけに、これまで影響の少なかった東京や東日本でも、毎年大規模な水害が予想されるようになりました。
災害がとつぜん「身近な」ものになり、自分が被災する姿をリアルに想像してしまう人も増えたはず・・・。

そこで今、ふたたび注目されているのが「防災セット」です。

東急ハンズの防災セット

「防災セット」とは、水や食料、携帯トイレなど、生きるために必要最低限のアイテムをまとめた防災キットのこと。
救援物資が届くまでの数日間、私たちが頼れる唯一の存在になります。

2019年の台風被害でも分かったように、救助・救援はすぐにやってくるわけではありません。

インフラの復旧にも時間がかかり、電気も使えない水浸しの家で、過酷な生活を余儀なくされることもあります。

そんなとき、防災セットを用意していると、周りの状況に頼らず、自分と家族の身を守ることができるんです(^^)

というわけで、こんにちは!
最近、防災セットを準備したばかりの『マグアンドマフィン』編集部の山下です。

実は私の自宅、ハザードマップで調べたところ、「0.5~1mの浸水リスク」があったんです・・・。
これまで防災には無関心でしたが、さすがに防災セットを準備することに・・・。

山下の購入した防災セット

実際に前回の台風でも、近所の川が氾濫しそうで怯えていました。来年も水害の可能性が高いと言われてる以上、何もしないわけにはいきませんよね。

でも、実際に防災セットを探してみると、たくさんの商品があって、選ぶのに苦労してしまいました。というのも、そもそも何が、どれだけ必要なのか、事前に把握できていなかったからです。

また、「セット」で購入したほうがいいのか、それとも100均やホームセンターでひとつずつ揃えたほうがいいのか、これも悩みどころですよね・・・。

悩む女性

このように、防災セットを用意するといっても、分からないことって意外と多いんです。
そのうち、あれこれと調べるのが面倒臭くなって、「やっぱり今度でいいや」なんて諦めてしまうんですよね。

でも、いざというときに自分や家族を守るために、防災セットは不可欠です。
災害が起きたときは、ひとりでも多くの方が助かってほしい・・・!

それならば、私が手に入れた情報を共有することが、一番の解決策になるはずです!
というわけで今回、防災セットについて調査し、ホームセンターや100均、東急ハンズを訪ね歩き、さらに大学で災害研究をしている専門家からもアドバイスをいただいた私、山下が、失敗しないための防災セットの選び方をお伝えしたいと思います!

まず記事の前半では、防災セットを準備する際の注意点や、防災セットに必要なものをお教えします。
そして記事の後半では、おすすめの防災セットや、自分で一から揃えるときのポイントについて紹介します。

少し長めの記事ですが、「これを知りたかった!」という情報をすべて詰め込んでいるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

それではまいりましょう!

時間がない人のために!編集部が厳選した防災セット3選

防災セット SHELTERプレミアム 1人用

防災セット SHELTER プレミアム 1人用

価格:12,900円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

防災安全協会も推奨する防災セット。35リットルの大容量防水バッグが魅力的。

Defend future 防災セット1人用 Relief2 39点セット

Defend future 防災セット1人用 Relief2 39点セット

価格:13,800円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

商品数は最多でも、持ち運びやすい小さめバッグ。備蓄用にもおすすめです。

HIH 非常用持ち出し袋 36点セット

HIH 非常用持ち出し袋 36点セット

価格:12,980円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

必要最低限の防災グッズがすべて揃います。食事は乾パンと羊羹のみ。

では、あらためて本編に入ります!

防災セットは用意したほうがいいの?

防災セットを用意したほうがいいって、なんとなく分かってはいるんだけど・・・みんなはどうしてるか分からないし、夫に聞いても無関心だし・・・。
自分ひとりでどうにかしなくちゃいけないと思うと、不安で心細くなっちゃいますよね。

そこでまずは、「防災セットは本当に必要なのか」という点について改めて説明しますね!

防災セットがない場合のリスク

地震や洪水が発生した場合、「避難勧告」や「避難指示」に従って、まずは避難所へ避難します。その後、自宅が倒壊している場合には避難所で、建物に被害がない場合は自宅で避難生活を送ることになります。

避難の流れ

では、実際の避難生活とはどのようなものなのでしょうか?
被災者の声を集めてみると、避難生活では、つぎのような苦労があったようです。

水・食料
生活用品
避難所に水や食料、生活用品がほとんどなかった。救援物資が届くのに3日間かかった。
衛生面 不衛生で風邪や感染症、食中毒が発生している。マスクがなく、水道が止まっているので、気軽に手を洗うこともできない。
トイレ トイレが流せないので、汚物まみれになる。仮設トイレの設置に3日~1週間かかる。仮設トイレは常に渋滞していて、汚い、寒い、場所によっては和式しかない。
食事 水やガスが使えないので、調理をしたり、温めたりすることができない。
照明 夜になるとほとんど何も見えないので、動き回るのは困難。
スマホ 充電がまったく足りない。回線がパンクしていたり、そもそも電波が入らないこともある。
室温 エアコンが使えないので、夏は暑すぎるし、冬は寒すぎる。
女性 生理用品はほとんど支給されないため、まったく足りない。性犯罪対策が必要。
子ども 間仕切りがないので、授乳が丸見え。子どもが退屈して、避難所で騒いでしまう。

とくに覚えておきたいのが、「3日間」または「72時間」というキーワード。

実は避難所には、水や食料、その他避難生活に必要なものがほとんど用意されていません。避難所の生活は、基本的に「救援物資」に頼っているんです。

ところが、救援物資はすぐに到着するわけではありません。

24時間以内に届くところもありますが、多くの避難所では「3日間=72時間」が目安になっています。

つまり、少なくとも3日間は、「自分の所持品だけが頼りになる」ということです。たとえ物資が足りなくても、周りの被災者に恵んでもらう以外は、ひたすら我慢するしかありません・・・。

救援物資到着までの3日間

だからこそ、生き延びるために、そして自分や家族が少しでも快適な生活を送るために、防災セットを用意しておく必要があるんですね。

みんな用意してるの?

「防災セットの必要性は分かったけど、周りの人は用意してるのかしら・・・」と疑問に感じますよね。

これについて、全国2,000名に対する調査を行ったところ、全体の48.8%、つまり2人に1人は防災セットを持っていることが分かったんです。

防災セット保有率のグラフ

とくに多かったのが北海道と関東で、どちらも50%以上の世帯が、防災セットを用意していました。

ようするに、防災セットを用意するのは、まったく珍しいことではないんです。むしろ、社会人として当たり前の責任だと思って、安心して準備してくださいね!

ではつづいて、防災セットを用意するときの注意点について紹介します!

防災セットを揃える前に

防災セットを用意する前に、まずは次の点についてしっかり確認しておきましょう!

避難状況を想定する

防災グッズを用意する前に、

  1. 地震や水害が発生した場合、自宅周辺がどのような状況になるのか
  2. 避難することが想定される避難所の備蓄品

の2点は最低限確認しておく必要があります。

というのも、被害状況や避難所によって、準備する防災グッズが変わってくるからです。

台風

たとえば、台風による水害を想定する場合には、防水バッグやレインコート(上下)、防水機能付きの懐中電灯などが必要になりますよね。

また、避難所の備蓄品がわかれば、防災グッズに優先度をつけることもできます。避難所の備蓄品は、自治体のホームページで確認できるので、事前にチェックしておきましょう。

ただし、避難所の備蓄品は十分な量が確保されているわけではありません。水や食料、懐中電灯などの必需品は、備蓄品の有無にかかわらず用意するようにしましょう。

防災バッグは一人ひとつ、自分の分だけ持つ

防災セットの中身は、年齢や男性・女性、健康状態などによって大きく変わってきます。また、家族の防災セットを一つにまとめようとすると、バッグが重くなりすぎて、避難時に思わぬ事故が発生するかもしれません。

そのため、基本的に一人につき一つの防災バッグを用意するようにしましょう。

子どもの荷物は、子どもが簡単に運べる程度に量を調整し、本人に背負わせます。赤ちゃんの場合は、必要な荷物を親のバッグに入れるようにしましょう。

また、避難をするときは、自分の防災バッグだけを持っていきます。たとえば旦那さんが仕事で不在だとしても、旦那さんの荷物を一緒に運ぶ必要はありません。荷物が多いと事故を起こすリスクが増えるため、まずは避難を最優先にしてください。

防災バッグと備蓄品を用意する

防災セットは、

  1. 防災バッグ(非常用持ち出し袋)
  2. 備蓄品

に分けて用意しておくことが大切です。

防災バッグ 緊急避難時に持ち出すもの。2~3日間を目安に、必要最低限の荷物を入れておく。
備蓄品 避難所から帰宅後、自宅で避難生活をする際に必要なもの。水・食料の追加分や、防災バッグに入りきらなかった防災グッズを自宅に用意しておく。3~7日分が目安。

必要なものはなんでも詰め込みたいところですが、バッグの容量には限界があります。

そのため、防災バッグには緊急避難用に必要最低限のものだけを入れておき、残りの防災グッズは備蓄品として自宅にまとめておきましょう。

避難所で待機している間は防災バッグでしのぎ、自宅に戻ってから備蓄品を利用する、という流れになります。

防水性のバッグがおすすめ

これまで災害といえば「地震」でしたが、今後は地球温暖化の影響を受け、毎年のように大規模な水害発生するといわれています。

そのため、防災セットについても、これまで以上に水害対策が必要です!

バッグ

とくに重要なポイントはバッグの防水性です。せっかく用意した防災グッズや着替えが濡れてしまっては元も子もないので、できるかぎり防水性能のあるバッグを用意するようにしましょう。


防災セットを揃える前に知っておきたいことは分かりましたか?

では次に、防災セットに必要なグッズをまとめて紹介します!

防災セットに必要なものリスト

「防災セットに必要なもの」といわれても、何を用意したらいいのか、なかなかピンときませんよね。

そこで、防災の専門家のアドバイスをもとに、「これだけは用意しておきたい!」という防災グッズをまとめてみました。

一般的に必要なものにくわえ、女性、高齢者、車載用など、特定のケースについても紹介しますね!

ベーシックな防災グッズ

次の防災グッズは、年齢や性別を問わず必要になります。

絶対に必要なもの

防災バッグ リュック型が理想的。水害を想定する場合は、防水性能・撥水性能が必須。
高齢者にキャリーバッグが推奨されることもあるが、階段や浸水した道路を移動できないため、できるかぎりリュック型か、ポシェット型を選んだ方がいい。
軍手 怪我の防止やすべり止めに必須。釘や破片が貫通しづらい防刃手袋だと、なお効果的。
周囲に助けを求めるときに使用。女性の場合は、性犯罪の防止にも役立つ。
ロープ 家具の移動や救出活動などに使用。事前に使い方を学ぶ必要がある。
懐中電灯 電気が止まると真っ暗になってしまうため、すぐに取り出せる場所に用意しておく。
水害を想定する場合は、防水タイプを選ぶか、ビニール袋に入れておく(防水タイプは希少)。ラジオや充電機能のついた多機能ライトでもOK。
携帯用トイレ+凝固剤 災害時にトイレが使えなくなることがあるため、必ず用意する。トイレを我慢しなくていいように、多めに準備したほうがいい(とくに凝固剤は追加で購入しておく)。
給水バッグ 給水車から水を運んだり、水を保管するのに必要。推奨は一人あたり3リットル。
マスク 避難所は衛生的でないため、風邪や感染症、ホコリを防ぐためのマスクが必須。
包帯 応急処置に使用。事前に使い方を学んでおく必要がある。場合によっては、ロープやヒモの代わりに使えることもある。
消毒液・アルコールジェル 傷口の消毒や、手の除菌に使用。避難生活では水が使えず、手を洗えないことも多いため、手を清潔に保つのに役立つ。
絆創膏 傷口を守り、感染症を予防するのに役立つ。
ポケットティッシュ さまざまなシーンで使用。持っていないとかなり不便。
ウェットティッシュ
(除菌タイプ)
避難生活では気軽に手を洗えないため、除菌タイプのウェットティッシュが必須。
三角巾 怪我の治療に使用。事前に使い方を学んでおく必要がある。
ポリ袋(10枚程度) 大きいポリ袋は、ゴミ袋や非常時のトイレなどに使用。小さいポリ袋は、食品の保管などに役立つ。
さらにレジ袋を折りたたんで入れておくと、なにかと使える機会が多い。
アルミ保温シート・ブランケット 体温保持は生死に関わるため、防災グッズとしては必須アイテム。アルミ保温シート、レスキューシート、ブランケット、寝袋など。
レインコート 水害対策の場合、ポンチョでは不十分。上下セパレートタイプのレインコートを用意するように。
非常食 アルファ米、カンパン、缶詰、レトルト食品など。水やガス、電子レンジを使わなくても食べられるものを用意する。
防災バッグに1~3日分、備蓄品に3~7日分を準備。
長期保存できる「保存水」がおすすめ。
食器 コップ、箸、スプーン、フォーク。短期的にみると紙製でも問題ないが、長期的に考えると、プラスチック製の方が無難。
防災のしおり 自治体が配布している避難行動の手引き。自治体のホームページでダウンロードもできる。
万能ナイフ ナイフ、缶切り、栓抜き、ドライバーなどがセットになった万能ツール。さまざまなシーンで役に立つ。
モバイルバッテリー スマホの充電に必須。
ラジオ 災害情報は、不安を和らげるためにも必要。電気が止まってしまうと、スマホを使用できなくなるため、ほぼ唯一の情報源になる。
手回し充電式、太陽光充電式も便利だが、充電効率は悪いので、替えの電池を用意した方がラク。
イヤホンジャックがあると、避難所でも使いやすい。
スリッパ 避難所のスリッパは不足するため、自分で用意しておく。
筆記用具 家族や知人にメッセージを残すために使用。
防災頭巾 頭部の怪我を防ぐのに使用。折りたたみできるヘルメットもある。
緊急時連絡シート 家族の電話番号を記載したメモのこと。携帯電話の番号を覚えていないことが多いため、必ず用意しておく。
現金 災害時もお金を使う機会は多い。お札よりも「小銭」をたくさん用意しておくように(災害時はお店や自販機の「お釣り」が不足しているため)。
身分証明書 免許証、保険証のコピーを用意しておくと、万が一自宅が倒壊した場合に役立つことがある。

できれば入れておきたいもの

目隠しポンチョ 着替え、授乳、簡易トイレ使用時に必要。避難所は間仕切りがないことも多いため、あると便利。とくに女性の場合は必須。
歯ブラシ・歯磨きシート 水が出ない場合は、歯磨きシートが便利。
乾電池 ラジオ、懐中電灯の予備電池。
タオル 体を拭くのに使用。携帯しやすい圧縮タオルが便利。
エアー枕 飛行機などで使用する枕。避難所には枕がないので、準備しておくと便利。
アイマスク・耳栓 プライバシーのない避難所で、少しでも睡眠が取りやすくなる。
布ガムテープ さまざまなシーンで使用。手で簡単に切ることができ、表面に字の書ける布タイプがおすすめ。
アルミホイル・サランラップ お皿に巻く、傷口が濡れないようにする、体に巻きつける、など、用途が多い。
小型LEDランタン 移動時には懐中電灯を使い、待機時はランタンを使用する。電球の持ちのよいLEDタイプがおすすめ。
ちなみに、「ろうそく」の使用は避難所で禁止されていることが多いので注意(火災防止のため)。
圧縮袋 かさばる着替えを圧縮するために使用。
本などの娯楽用品 退屈さを紛らわすのに役立つ。電気が使えないので、お気に入りの文庫本やトランプなどがおすすめ。
着替え 1~3日分の最低限の着替え。とくに水害対策の場合は必須。圧縮袋に入れるか、もともと圧縮されている使い捨て下着などがおすすめ。

あると便利なもの

サンダル 避難所生活が長期にわたる場合に、足のストレスを軽減してくれる。
綿棒 耳の掃除や、細かい場所の消毒に使用。
スモークシャットアウト 煙や粉塵を防ぐのに使用。
冷熱遮断エアーマット 避難所の硬く冷たい床から身を守るのに便利。小さく圧縮できるので、防災バッグにも入れやすい。
防水スマホケース 水害に備え、スマホケースを用意しておくと便利。

夏・冬に必要なもの

熱さまシート(夏用) 冷房のない環境で熱中症を防ぐため、夏場は用意しておいた方が無難。
カイロ(冬用) 暖房のない真冬を乗り切るために必要。

こうしてみると、揃えたいものはたくさんありますが、サイズの小さいものが多いので、防災バッグには十分収納できます。

防災グッズ一覧

ただし、バッグが重くなりすぎると、いざというときに素早く避難できません。

そのため、防災バッグは
男性で15kg未満、
女性で10kg未満
を上限として用意するようにしましょう。

また、実際に背負ってみて、走ったり、階段を上り下りできるか確認しておくことも大切です!

女性に必要な防災グッズ

女性の場合は、ベーシックな防災セットに加え、つぎのグッズを用意しておきましょう。

生理用品 生理用品の支給は優先度が低く、まちがいなく不足するため、必ず用意しておく。ちなみに、生理用ナプキンは傷の治療などにも使える。
ノンワイヤーブラ ストレスを軽減するために、避難生活ではノンワイヤータイプがおすすめ。
露出の少ない服 避難生活では性犯罪が絶えないため、なるべく露出の多い服は着ないようにする。

女性被災者の声を集めてみると、いちばん困った悩みは「生理用品がまったく足りない」というものでした。そのため、自分の分の生理用品は必ず準備しておきましょう。

また、残念なことに、避難生活における「性犯罪」はほとんど必ずといっていいほど発生します。そのため、単独行動を避けるのはもちろん、露出の多い服装やスカートは絶対に避けるようにしてください。

子どもに必要な防災グッズ

子どもや赤ちゃんがいる場合には、つぎのグッズが必要になります。

おむつ・おしりふき 備蓄品はもちろん、防災バッグにも1~3日分のおむつを入れておく。
子ども用のおやつ・おもちゃ 避難所で子どもが騒いでしまうため、おもちゃやおやつを用意しておくと便利。
授乳ケープ 避難所には間仕切りのないことが多いため、授乳ケープや目隠しポンチョは必須。

子どもは、避難所でも構わず騒いでしまいます。周囲の人に迷惑をかけることもあるため、子どもの退屈対策は意外と重要です。

また、避難所には間仕切りがないことも多いため、授乳ケープや目隠しポンチョも必ず用意するようにしましょう。

高齢者に必要な防災グッズ

高齢者の場合は、つぎの防災グッズを用意しておくと役立ちます。

老眼鏡 避難所で情報を見逃さないために、老眼鏡を用意しておく。
服用中の薬 服用中の薬の一部を防災セットに入れておく。
成人用おむつ おむつは不足するため、自分の分は必ず用意しておく。
折りたたみ杖 足の負担を軽減するために、折りたたみの杖があると便利。

高齢者の場合、とくに必要なのが、服用中の薬とおむつです。薬については、お薬手帳やかかりつけの病院の診察券(コピー)なども入れておくと、いざというときに役立ちます。

その他、普段の生活で必要なものがあれば、負担のない範囲で、バッグに入れておくようにしましょう。

ペットに必要な防災グッズ

ペットと一緒に避難することを想定し、つぎのグッズを準備しておきましょう。

いつものペットフード 食事が変わると体調を崩すため、いつもと同じペットフードを用意しておく。
トイレ砂 猫の場合は、トイレ砂がないと膀胱炎になってしまうため、必ず用意しておく。
首輪・リード(犬の場合) 周囲の人に迷惑をかけないよう、首輪とリードは必ず入れておく。
予防注射の証明書のコピー ペットを預かってもらうときに必要。

被災地で周囲がピリピリしているなか、ペットの安全がどこまで保証されるのか、心配になってしまいますよね。

ペットにストレスを与えず、また周囲に迷惑をかけないためにも、必要なものは十分に用意しておくようにしましょう。

とくに、予防注射の証明書がないと、そもそも避難所に入れてもらえないため、注意が必要です。

また、避難所には動物アレルギーの人もいるため、ペットが動き回らないよう、必ずケージに入れたり、リードでつないでおくようにしましょう。

一人暮らしに必要な防災グッズ

一人暮らしの場合は、頼れる家族がそばにいないので、余計に不安ですよね。だからこそ、防災セットを用意したり、避難所の場所を確認しておくと、精神的な安心材料になります!

先ほどお伝えしたように、防災セットはひとりひとつが原則なので、一人暮らしでも家族がいても、必要なものは変わりません。ただ、家族がそばにいないからこそ、連絡手段を確保しておきたいところ(スマホをはもちろん、モバイルバッテリーや緊急時連絡シート、公衆電話用の小銭など)。

また、いざという時に助けてもらえるよう、日頃からご近所付き合いを大切にしておくことを強くおすすめします!

車載用防災グッズ

車で移動中に被災してしまった時の場合に備え、車にも防災グッズを用意しておきましょう。ベーシックな防災セットと同じ内容で問題ありません。

会社用防災グッズ

周囲に冷やかされそう・・・と不安を感じるかもしれませんが、いざというときに困るのは自分です!会社にもなるべく防災セットは用意しておきましょう。

スペースをあまりとれない場合には、必要最低限のものだけ入れたコンパクトな防災バッグを用意しておくと便利です。

備蓄用防災グッズ

備蓄品として、つぎの防災グッズを自宅に準備しておきましょう。

水・食料 避難生活が長引くことを想定し、飲食料を十分に用意しておく。食品は水・ガス・電気が使えないことを前提に用意。
水は1人1日3リットルを目安に、3~7日分を準備しておくと安心。
栄養補助食品 満足な食事がとれない中で、必要な栄養素を摂取するのに必要。カロリーメイトのような高カロリー食品や安心米、サプリなど。防災バッグに少し入れておいてもOK。
食品加熱剤 食品を加熱するときに使用。固形燃料やカセットコンロがあると、ガスが止まっても調理ができる。
水のいらないシャンプー 長期間お風呂に入れないことも多いため、ひとつあると便利。
洗濯セット 洗剤、洗濯板、物干しロープなどがセットになったもの。電気が使えない場合にちょっとした洗濯ができるが、そもそも水が足りない場合には、使用機会がない。

「避難勧告」や「避難指示」が解除されたら、避難所から帰宅し、自宅で避難生活を送ります(約90%の人が、自宅避難をすることになります)。

インフラが止まってしまった場合のことを想定し、救援物資が届くまでの3日分、できれば、インフラが復旧するまでの3~7日分の備蓄品を用意しておくようにしましょう。

チェックリスト

防災セットに必要なものは分かりましたか?

防災グッズってたくさんあるので、いちいち確認するのが面倒ですよね・・・。

そこで、必要なものをまとめたチェックリスト(PDF)を用意しておきました!

防災セットを準備するときに、ぜひ活用してください(^^)

防災セットだけで足りるの?

「セット」で買ってしまえば、自分で揃える必要はないけれど・・・そもそも防災セットだけで必要なものがすべて揃うの?という疑問もありますよね。

悩む女性

結論からいうと、必要な防災グッズが完璧に揃っている防災セットはありません。

必要な防災グッズが「ほとんど」入っている防災セットはあるとしても、やはりひとりひとりの事情により、少なからず足りないものがあるからです(生理用品、着替え、常備薬など)。

そのため、防災セットを購入するだけで安心せず、中身をしっかりと確認し、足りないものがあれば追加するようにしましょう。

携帯トイレ

とくに、「携帯トイレ」は不足する可能性が高いため、長期間トイレが使えないことを想定して、買い足しすることをおすすめします!


さて、ここからは防災セットの選び方について深く掘り下げていきます。

まずは防災セットを選ぶときに注目したいポイントについてお教えしますね!

防災セットの選び方

たくさんある防災セットの中から、一番良い商品を探すのは簡単じゃありませんよね。

というより、そもそも「良い防災バッグ」の判断基準がわかりづらい・・・。

そんなときは次の6つのポイントに注目すると、失敗する確率がグッと減るはずです!

① 充実度

まず大切なポイントは、どれだけの防災グッズが揃っているか、というところ。

わざわざセットで購入するのは、1点ずつ集めるのが面倒だから。それなのに、中身がスカスカだったら、あまり意味がありませんよね。

手間を省くためにも、なるべくたくさんの防災グッズが入っている商品を選ぶようにしましょう。

② リュック型

防災セットが採用している「バッグ」の形には、

  • リュック型
  • ポシェット型
  • キャリーバッグ型

などがあります。

ただ、避難時の運びやすさを考えると、リュック型を選んだ方が間違いはありません。

リュック型は両手が自由になる上に、重い荷物を運びやすいため、防災バッグとしては理想的な形状といえます。

③ 防災グッズのクオリティ

中身はたくさん入っているけれど、一点一点の品質が悪く、使い物にならない、なんてことがあっては元も子もありません(実際に、懐中電灯がつかない、ラジオが受信できない、なんてことがよくあるんです・・・)。

ただ、商品のクオリティは実際に購入してみなければわからないので、マグアンドマフィン編集部が検証した結果をのちほど紹介しますね!

④ 優先度の正確性

防災グッズには「優先度」があります。

「効率的」に必要なものを揃えるためにも、なるべく優先度の高いグッズがたくさん入っている防災セットを選ぶようにしましょう。

⑤ コストパフォーマンス

いくら理想的な防災セットであっても、あまりに価格が高い商品は考えものです。

商品数・商品の品質に対するコストパフォーマンスを検討した上で、高くても2万円以下のものを選ぶようにしましょう。

⑥ 拡張性

先ほどお話ししたように、防災セットには少なからず防災グッズを「追加」する必要があります。

そのため、必ず容量に余裕のあるバッグを選ぶことが大切です。


防災セットを選ぶポイントは分かりましたか?

それでは、防災セットの選び方をふまえ、マグアンドマフィン編集部が厳選した、オススメの防災セットを紹介します!

理想の防災セットを選ぶときの参考にしてみてくださいね(^^)

マグアンドマフィン編集部のおすすめ防災セット

こちらが私たちのおすすめの防災バッグ4選です!

さっそく、1位からまいりましょう!

【1位】高性能バッグ&防災グッズのバランスが良い!『SHELTERプレミアム』

防災セットSHELTERプレミアム 1人用

(出典:www.rakuten.co.jp)

防災セットSHELTERプレミアム 1人用

12,900円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

商品数 35点
バッグの種類 リュック型
容量 35リットル
防水性能 あり

防災安全協会も推奨する防災セット。バッグは撥水性能があり、どしゃぶりの雨でも安心。35リットルの大容量なので、余裕を持って荷物を追加できます。

必要な防災グッズはほとんど揃っていて、さらにエアーマット、寝袋、レスキューシートなど、避難生活を快適に過ごせるアイテムが用意されています。

簡易トイレも凝固剤不要の優れもので、オシッコなら2~3回使用可能。

衛生グッズに若干の不足はありますが、どれも100均で簡単に購入できるものばかり。

バッグの性能、中身の量・質ともに、もっともコスパの良い防災セットといえそうです!

ちなみに、私もシェルターを購入しました(^^)

【2位】商品数最大!快適グッズの充実度が高い『防災セット1人用 Relief2』

防災セット1人用 Relief2

(出典:www.rakuten.co.jp)

Defend future 防災セット1人用 Relief2 39点セット

13,800円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

商品数 39点
バッグの種類 リュック型
容量 22リットル
防水性能 あり

1人用防災セットとして、もっともアイテム数の多い商品。一方で、撥水加工済みのバッグ容量は22リットルとやや小さめの設計なので、小柄な高齢女性などでも安心して持ち運びができます。

シェルターに比べ、洗濯セット、携帯ウォシュレット、防災マニュアルがあるのは嬉しいポイントですが、携帯トイレやホイッスルの品質で劣っていたり、ランタンや乾電池、レインコート、アイマスク、耳栓などの重要グッズが抜けているため、「僅差の2位」と判断しました!

ただ、かなり好みにも左右されると思うので、「比較的コンパクトな防災リュックがいい!」という方には、Relief2がおすすめです。

【3位】必要最低限の防災セットがすべて揃う!『HIH 非常用持ち出し袋36点セット』

HIH 非常用持ち出し袋36点セット

(出典:www.rakuten.co.jp)

HIH 非常用持ち出し袋36点セット

12,980円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

商品数 36点
バッグの種類 リュック型
容量 20リットル
防水性能 あり

商品数が多く、とくに、必需品が優先的に揃っているという点で、おすすめしたい防災セットです。この防災セットを購入すれば、最低限必要なものはほぼ完璧に揃います。

ただ、前の2セットに比べて、食事が乾パンと羊羹しかない、目隠しポンチョがない、給水バッグの容量が3リットルしかない、防災リュックが小さく、アイテムをあまり追加できない点などを考慮して3位に!

「とにかく、手っ取り早く必需品を揃えたい!」という場合は、HIHを選ぶのも十分アリだと思います!

【4位】高級防災セット!質は良いが値段も高い『ラピタプレミアム』

ラピタプレミアム

(出典:www.rakuten.co.jp)

防災セット ラピタプレミアム 1人用

19,800円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

商品数 35点
バッグの種類 リュック型
容量 24リットル
防水性能 あり

シェルターと同じブランドから販売されている「高級防災セット」。シェルターよりさらに防水性能が高く、またスタイリッシュデザインも特徴的。食品加熱剤や水のいらないシャンプーなど、シェルターにないグッズも入っています。

ただ、内容的にはほとんどシェルターと重複していて、バッグの容量も24リットルと、シェルターに負けています。そして何より・・・約20,000円という値段を考えると、コスパは微妙。

ラピタプレミアム自体が悪いわけではありませんが、金額を考慮して、4位に!

10,000円以下の防災バッグについて

ちなみに、3,000~5,000円の防災セットも調査をしましたが、どれもバッグの質(品質や容量)が微妙で、バッグを別途購入しないと、防災セットとしては頼りない・・・というものばかりでした。

それであれば、最初から容量の大きい防水バッグを購入し、同じ中身を100均で揃えた方が安上がりなので、残念ながら「オススメしたい!」とまではいきません。

ただ、「ギリギリ1日分だけ」と割り切って用意するのであれば、HIH ハザードバッグ20 Regularは、防水加工もあり、サイズもコンパクトなので、ちょうどいいかもしれません。

HIH ハザードバッグ20 Regular

(出典:www.rakuten.co.jp)

HIH ハザードバッグ20 Regular

5,980円(税込)

(※2021年6月14日時点の楽天市場の価格を参考)

いかがでしたか?
これだ!と思える防災セットは見つかりましたか?

それでは次に、防災セットを「自作」する方法や注意点について説明しますね。

100均で揃えたほうが安い?

防災セットを探していると、
「値段が高すぎない・・・?」
「自分で用意した方が安そうだけど・・・」
「どうしてもセットじゃないとダメなの?」

といった疑問がわいてきますよね。

結論からいうと、防災セットは自分で1点ずつ用意しても問題ありません。
また、自作をしたほうが、品質の良い商品を、安く揃えられる場合もあります。

ただ、自作ならではのリスクもあるため、まずはセットと自作のメリット・デメリットを確認してみましょう。

自作防災セットのメリット・デメリット

まず、防災セットの自作には次のようなメリットがあります。

メリット

  • 自分に必要なもの・量を揃えられる
  • 納得のいく商品を厳選できる
  • セットより安く抑えられる場合がある

防災グッズを自分の手でひとつずつ用意していくので、自分にとって必要なものを、必要な分だけ揃えることができます。

また、クオリティの高い商品を厳選できるのも大きなメリットです。

さらに、100均などで安価なグッズを揃えれば、セットで購入するより安く収まる可能性は大いにあります。

防災に関する知識を持っている場合は、とくに自作のメリットを感じることができるはずです。

デメリット

  • 手間がかかる
  • それぞれの商品に対する深い知識が必要
  • 商品選びに失敗する可能性がある
  • 防水バッグが高い

自作のデメリットは、なんといっても手間がかかることです。何十点もある商品を自力で探し回るのは、なかなか根気のいる作業になります。

そのうえ、防災グッズに関する知識がないと、間違った商品を購入してしまい、買い直しが必要になることも・・・。

また、防水バッグもなかなかのお値段がするため、注意が必要。

ワークマンの防水リュック

ちなみに、ワークマンの防水リュックは、約3,000円で性能も良いのでおすすめです!


では、実際に防災セットを自作すると、いくらくらいになるのでしょうか?

安さを求めるために、100均を中心に、防災グッズを集めてみました!

100均で防災グッズを揃えてみた

100均の外観

さきほどのチェックリストを基準に、100均で販売されている防災グッズを確認したところ、つぎのような結果に!

防災バッグ ×
軍手
ロープ
懐中電灯
携帯用トイレ+凝固剤 ×
給水バッグ
マスク
包帯
消毒液・アルコールジェル
絆創膏
ポケットティッシュ
ウェットティッシュ(除菌タイプ)
三角巾
ポリ袋(10枚程度)
アルミ保温シート・ブランケット
レインコート
非常食
食器
万能ナイフ ×
モバイルバッテリー ×
ラジオ ×
スリッパ
筆記用具
防災頭巾
目隠しポンチョ ×
歯ブラシ・歯磨きシート
乾電池
タオル
エアー枕
アイマスク・耳栓
布ガムテープ
アルミホイル・サランラップ
小型LEDランタン
圧縮袋
本などの娯楽用品

100均で買ったもの

合計31項目(40商品)を、4,400円で揃えることができました!

Amazon、ホームセンターで残りのグッズを購入

Amazon、東急ハンズ、無印良品、地元のホームセンターで、100均になかった商品を探してみることに。

購入したのは、

携帯用トイレ+凝固剤・・・1,944円
万能ナイフ・・・1,096円
多機能ラジオライト・・・3,499円
目隠しポンチョ・・・560円

これで11,499円。

さらに、ワークマンの防水バッグを選んだ場合、
合計で約14,500円になります。

思ったより高くなってしまいましたね・・・ただ、品数が多く、高品質の多機能ラジオも購入できたので、同じ価格帯の防災セットよりコスパは良さそうです。

もちろん、商品数を減らしたり、100均以外の商品をもっと安く購入できれば、さらに低価格で防災セットを自作することもできます。

ただ、すべての商品を揃えたり、調べたりするのは、かなり手間がかかりました・・・。

「ちょっと面倒だな」という場合は、やはりセットで購入するのが手っ取り早いかもしれません。

防災セットは衣替えの時期に入れ替える

防災セットはずっと放置するのではなく、定期的に中身を変えるようにしましょう。

その理由は、つぎの通り。

  1. 飲食料の賞味期限があるから
  2. 季節によって着替えや防寒・防暑グッズが変わるから
  3. 年齢・健康状態等により、必要なものが変わるから

とくに季節による変化が大きいため、ちょうど衣替えの時期に、防災セットの中身を確認し、カスタマイズするのがベストです!

防災セットはどこに置けばいいの?

「防災セットは用意したけれど、どこに置いておくのが良いんだろう?」というのはもっともな疑問ですよね。

防災セットの置き場は、

  1. 玄関
  2. 寝室

が推奨されています。

玄関

とくに玄関から避難することを考えると、やはり玄関に置いておくのがベストでしょう。

なお、近年は水害の発生が多いため、一階に玄関がある場合は、少し高い位置(足場がなくても取り出せる位置)に置いたほうが確実です。

ちなみに、地震の場合は、家のなかにガラスが飛び散っている可能性も高いため、枕元に靴やスリッパを用意しておくと、怪我を防ぐことができます。

重いバッグを運びやすくするコツ

防災バッグにはたくさんの荷物を詰め込むため、かなり重くなってしまうことがあります。

その場合は、次のような運び方をすることで、負担を軽減することができます。

防災バッグの背負い方

  1. 重い荷物を高い位置に入れる
  2. 背中が触れる部分に柔らかいものを入れる
  3. リュックと背中を密着させる

まずリュックを背負う場合、背中の上部に重いものを背負わせた方が、重さを感じづらいといわれています。

また背中に硬いものが触れると、痛みはもちろん、血行を悪くし、疲れやすくなってしまいます。そのため、背中が直接触れる部分には、タオルや着替えなどの柔らかいものを入れると理想的です。

さらに、背中とリュックが密着していた方が運びやすいため、ショルダーベストをキツくするのがポイント。ただし、キツすぎても肩に負担をかけてしまうため、指が一本入る程度の締め方がベストです。


いかがでしたか?
防災セットのことがよくわかりましたか?

この記事が、防災セットに悩むあなたの役に立てたら嬉しいです!

お相手は、マグアンドマフィン編集部の山下でした(^^)

それでは、またお会いしましょう!

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