衣類乾燥除湿機で梅雨の部屋干しも安心!電気代も超お得!おすすめの衣類乾燥除湿機7選

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「衣類乾燥除湿機で、本当に洗濯物が乾くの?」

「電気代は、乾燥機とどっちが安い?」

「コンプレッサー?ハイブリッド?選び方が分からない・・・」

『衣類乾燥除湿機』とは、洗濯物を乾燥させる機能(送風など)を搭載した除湿機のこと。

電気屋の衣類乾燥除湿機

さっそくですが、今回の記事で紹介する、おすすめの衣類乾燥除湿機をお見せしちゃいますね。

【タイプ別】あなたにオススメしたい衣類乾燥除湿機4選

【コンプレッサー式】三菱 部屋干しタイプ MJ-M120PX

【コンプレッサー式】三菱 部屋干しタイプ MJ-M120PX

価格:34,452円(税込)

(※2020年4月14日時点の楽天市場の価格を参考)

衣類乾燥に特化した除湿機。3Dムーブアイで「乾き残り」を逃がしません。

【コンプレッサー式】コロナ 除湿機 CD-P63A

【コンプレッサー式】コロナ 除湿機 CD-P63A

価格:14,000円(税込)

(※2020年4月14日時点のAmazonの価格を参考)

手ごろな価格とコスパのいい乾燥力が魅力。少量ならこれで十分。

【デシカント式】アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 DDC-50

【デシカント式】アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 DDC-50

価格:15,801円(税込)

(※2020年4月14日時点のAmazonの価格を参考)

サーキュレーターの風で乾燥効率アップ。個性的なモデル。

【ハイブリッド式】パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YC120HSX

【ハイブリッド式】パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YC120HSX

価格:49,500円(税込)

(※2020年4月14日時点の楽天市場の価格を参考)

一年中安定した除湿能力を実現。衣類乾燥機能も充実。

梅雨の時期や、夏の雨の日の悩みといえば、「洗濯」ですよね。

「洗濯物がたまってるのに、今日も明日も雨・・・」

「部屋干ししたせいで、家の中がますますジトジト・・・」

「丸一日干したのに、まだ乾いてない。しかも、生乾きのニオイがする・・・」

こんな「部屋干しあるある」に、あなたも悩んだ経験があるはず!

ただでさえ、暑さや湿気にイライラしているのに、そのうえ洗濯物のストレスまで抱えたくありませんよね。

そんなときに便利なアイテムが、『衣類乾燥除湿機』!

衣類乾燥除湿機を使えば、湿度に関係なく、洗濯物をしっかりと乾かせるので、梅雨や夏場でも、気軽に部屋干しができるんです(^^)

部屋干しの様子

というわけで、こんにちは!
生乾きのストレスからすっかり解放された、マグアンドマフィン編集部の井上です!

我が家も、2年前に衣類乾燥除湿機を導入。

それからというもの、
「部屋干しあるある」はほとんど解消!
家電に辛口な夫も「コレは便利!」と大絶賛!

ぶっちゃけ・・・もっと早く購入すればよかった・・・と感じてしまうくらいです。

とはいえ、
もちろん「購入前」には、たくさんの疑問不安もありました!

たとえば、「乾燥機(浴室乾燥機)」や「エアコン(ドライ)」との違いについて。とくに「電気代・乾燥力の比較」は気になるところですよね。

また、メーカーの良し悪しや、コンプレッサー式とデシカント式の違いなど、「商品の選び方が分からない・・・」という悩みもありました。

疑問を抱く女性

もしかすると、あなたも似たようなことで悩んでいるかもしれませんよね?

そこで、こちらの記事では、
あなたの疑問・不安を解決するために、

まず前半に、衣類乾燥除湿機の特徴と、他の乾燥機との違いについて説明します。
そして後半では、除湿機の選び方や、編集部がおすすめしたい商品を紹介しますね!

「効率的な部屋干しの方法を探している」

「衣類乾燥除湿機について、気になることがたくさんある」

という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)

それでは、さっそくまいりましょう!

衣類乾燥除湿機ってなに?

まずは、「衣類乾燥除湿機」と「普通の除湿機」の違いについて説明しますね。

衣類乾燥除湿機と普通の除湿機の違い

『衣類乾燥除湿機』とは、普通の除湿機に、送風機能を加えた製品のこと。部屋の湿気を取りながら、洗濯物に風を当てることで、効率的に衣類を乾かすことができます。

ちなみに、最近の除湿機は、衣類乾燥機能を標準装備しているものが多いため、

「除湿機=衣類乾燥除湿機」

と考えても大丈夫です!

衣類乾燥除湿機の種類

除湿機の種類

衣類乾燥除湿機には、

  • コンプレッサー式
  • デシカント式
  • ハイブリッド式
  • ぺルチェ式(半導体式)

の主に4種類があり、それぞれに長所と短所があります。

除湿機選びに失敗しないために、それぞれの特徴をチェックしておきましょう!

コンプレッサー式

コンプレッサー式

長所

  • 大量の湿気を効率的に除去できる。
  • 梅雨や夏の時期の除湿に効果的。
  • 電気代が安い。
  • 室温が上がりにくい。

短所

  • 気温が低いと除湿能力が落ちるので、冬には向いていない。
  • 運動音が大きい。
  • 比較的サイズが大きい。

こんな人におすすめ

  • 梅雨・夏の部屋干し問題を解決したい。
  • 電気代が安いものを選びたい。
  • 冬に乾燥している太平洋側地域に住んでいる。

コンプレッサー式の仕組み

コンプレッサー式は、湿った空気を冷やし、空気中の水分を水滴にして、湿気を取り除く方式です。

大量の水分を効率的に除去できるので、梅雨や夏の時期に活躍してくれます!また、デシカント式に比べて電気代が安く、室温が上がりにくいのも嬉しいポイントです(^^)

一方で、気温が低いと効果を発揮しづらいため、冬場の除湿にはあまり向いていません。また、比較的運動音が大きいという弱点もあります。

デシカント式(ゼオライト式)

デシカント式(ゼオライト式)

長所

  • 気温の影響を受けないので、除湿力が一年中安定している。
  • 運動音が小さい。
  • 比較的コンパクトな製品が多い。

短所

  • 室温が上がりやすい。
  • 電気代がかなり高い。
  • コンプレッサー式に比べると、除湿能力はやや劣る。

こんな人におすすめ

  • 冬にたくさんの洗濯物を部屋干ししたい。
  • 運動音が小さいものを選びたい。
  • 冬も多湿な日本海側地域に住んでいる。

デシカント式の仕組み

デシカント式(ゼオライト式)は、乾燥剤に水分を吸着させ、ヒーターで蒸発させることで、空気を乾燥させる方式です。

ヒーターを使って除湿するため、気温に関係なく、いつでも安定した効果を発揮してくれます!また、コンプレッサー式と比べると、運動音も小さめ。

ただ、ヒーターを使用するという性質上、室温が上がってしまうのが残念なところ(夏場はキツイ・・・)。また、電気代が高くなるという欠点もあります(コンプレッサー式の3倍程度)。

なお、デシカント式はコンプレッサー式に比べると除湿能力が低いため、基本的には「狭い部屋」で使うようにしましょう。

ハイブリッド式

ハイブリッド式

長所

  • 気温に関係なく、一年中安定して除湿できる。
  • 夏場の電気代を抑えられる。

短所

  • 価格が高い。
  • サイズが大きい。

こんな人におすすめ

  • 高価でもいいから、一年中快適に利用したい。
  • 一年を通じて、大量の部屋干しをする。

ハイブリッド式の仕組み

ハイブリッド式は、「コンプレッサー式」と「デシカント式」の両機能を組み合わせた方式です。

梅雨・夏はコンプレッサー式、冬はデシカント式に切り替えができるので、一年中安定した除湿ができ、またコンプレッサー使用時は、電気代を抑えることもできます!

ただ、「いいとこ取り」をしているだけに、価格は(かなり)高くなりがち。そのため、高価でもいいから、一年中快適に使用したいという人にのみオススメです。

ちなみに、ハイブリッド式を販売しているのはパナソニックだけです(2020年4月現在)。

ぺルチェ式(半導体式)

ぺルチェ式(半導体式)

ぺルチェ式(半導体式)は、パソコンにも使用される「ペルチェ素子」を利用した除湿方式です。

小型で運動音も小さく、価格も安いというメリットがありますが、除湿力がかなり低く・・・ぶっちゃけ、衣類乾燥はほぼ不可能(そもそも、ペルチェ式の多くは衣類乾燥機能が搭載されていません)。そのため、今回の記事では取り扱わないことにします。

ちなみに、ペルチェ式はクローゼットや靴箱など、狭い空間の除湿にオススメです。


衣類乾燥除湿機の基本は分かりましたか?

それでは次に、乾燥機との違いを調べてみましょう(^^)

衣類乾燥除湿機と乾燥機の違い

洗濯物を乾燥させるときに、
除湿機と乾燥機ではどちらが効率的なのか
そして、どちらの電気代が安いのか、気になりますよね!

というわけで、

  • 衣類乾燥除湿機
  • 衣類乾燥機
  • 洗濯乾燥機
  • 浴室乾燥機
  • 扇風機・サーキュレーター
  • エアコン(ドライ)

の乾燥力・電気代・特徴を比較してみましょう。

※乾燥時間については、東京電力の研究データを参考にしています。ただ、2006・2007年のデータなので、現在の乾燥力とはズレがあります。

衣類乾燥除湿機

衣類乾燥除湿機の特徴

乾燥力 ★★★☆☆
乾燥時間
(4.5kg)
約3時間49分
電気代
(1時間)
コンプレッサー式:5円前後
デシカント式:17円前後

長所

  • 電気代が安い(コンプレッサー式)。
  • 適量であれば十分に乾かせる。
  • 部屋の湿度も同時に下げることができる。
  • 移動・収納ができる。
  • 乾燥(除湿)が終わると自動停止するので、電気代を節約できる。

短所

  • 使用しない時の収納場所に困る。
  • 乾燥機に比べると、乾燥力は劣る。

衣類乾燥除湿機は、乾燥力、電気代ともに、乾燥機類の「平均値」的なポジションにいます。

乾燥力は抜群に高いわけではありませんが、家族3人分くらいの洗濯物であれば、余裕を持って乾かすことができます。

また、乾燥機に比べると電気代がかなり安く(コンプレッサー式の場合)、日常的に使用しても、家計の負担になりづらいのが嬉しいポイント。

衣類乾燥だけでなく、部屋の湿気を丸ごと取り除いてくれるのも、除湿機ならではの魅力ですよね(^^)

※ちなみに、除湿機でも乾燥機でも、大量の衣類を一度に乾燥させるのは苦手です。乾燥の基本は少量ずつ、こまめに!

衣類乾燥機

衣類乾燥機の特徴

乾燥力 ★★★★★
乾燥時間
(4.5kg)
約2時間29分
電気代
(1時間)
19~32円前後

長所

  • 乾燥力がとても高く、効率的に衣類の乾燥ができる。

短所

  • 電気代が高い。
  • 設置する場所が必要。
  • シワができやすい。
  • ホコリがつきやすい。

衣類乾燥機は、乾燥機能に特化したアイテムであるだけに、乾燥力は文句なしの1位!速乾モードもあり、少量の衣類であれば、1~2時間で乾かすこともできます。

ただ、パワフルなだけに、電気代もトップクラス・・・。また、洗濯機のように設置する必要があるため、設置場所の確保をしなければなりません。

洗濯乾燥機(乾燥機付き洗濯機)

洗濯乾燥機(乾燥機付き洗濯機)の特徴

乾燥力 ★★★★☆
乾燥時間
(4.5kg)
約2時間17分
電気代
(1時間)
20円前後

長所

  • 洗濯から乾燥まで一手間でできる。
  • 乾燥力が高い。
  • 乾燥が終わると自動停止するので、電気代を節約できる。

短所

  • 価格がかなり高い。
  • 電気代が高い。
  • 仕上がりにムラがある。
  • シワができやすい。
  • ホコリがつきやすい。

乾燥機能が付いた洗濯機で、とくに最近は「ドラム式」が人気ですよね。洗濯から乾燥まで、すべて自動で処理してくれるので、手間がかからないのが最大の魅力!

ただ、洗濯と乾燥の「兼用機」であるだけに、衣類乾燥機のような「専用機」と比べると、ややパワー不足。仕上がりにムラがあり、厚手の素材の場合は、乾燥に余計な時間がかかります。

また、電気代もかなり高いので、日常的に使用すると、家計を圧迫するリスクも・・・。

浴室乾燥機

浴室乾燥機の特徴

乾燥力 ★★★★☆
乾燥時間
(4.5kg)
約3時間
電気代
(1時間)
30円前後

長所

  • 最初から浴室に備え付けられているので、設置の手間がなく、スペースも不要。
  • 浴室のカビ予防にもなる。

短所

  • 電気代が高い。
  • 仕上がりにムラがある。
  • 厚手のものは乾燥に時間がかかる。

「最初から付いている」というのが、浴室乾燥機のいちばん嬉しいところ!設置の手間も、スペースも不要です!

基本的に乾燥力は高めですが、上から熱風をかけているだけなので、効率は良くありません。とくに厚手の衣類があると、一気に乾燥に時間が長くなってしまいます。

また、電気代が圧倒的に高く、頻繁に利用すると、月々の支払いが2~3,000円近く上がってしまう可能性も・・・。

扇風機・サーキュレーター

扇風機・サーキュレーターの特徴

乾燥力 ★☆☆☆☆
乾燥時間
(4.5kg)
約7時間5分
電気代
(1時間)
1円以下

長所

  • 電気代が圧倒的に安い。
  • 小型なので、収納スペースに困らない。

短所

  • 乾燥に時間がかかり、生乾きのニオイがつきやすい。
  • 水分を飛ばすだけなので、部屋の湿度は高いまま。

扇風機やサーキュレーターの風を洗濯物に当てることで、乾燥時間を早めることができます。扇風機やサーキュレーターは電気代が安く、強モードを使用しても、1時間1円程度!

ただ、風を当てているだけなので、乾燥力は低め。時間がかかりすぎて、生乾き臭が発生してしまうこともしばしば。

また、あくまで衣類についた水分を飛しているだけなので、部屋の湿度は高いままです(通常の湿度+部屋干しの湿気)。

とはいえ、安い電気代は魅力なので、
「一人暮らしで、薄手の衣類がちょっとだけ!」という場合には、一度試してみてもいいかもしれません(^^)

エアコン(ドライ機能)

エアコン(ドライ機能)の特徴

乾燥力 ★★☆☆☆
乾燥時間
(4.5kg)
約2時間46分(衣類乾燥モード使用時)
電気代
(1時間)
弱冷房除湿(室温が下がる):5円前後
再熱除湿(室温が下がらない):15円前後
衣類乾燥モード:10~15円前後

長所

  • 電気代が安い(弱冷房除湿)。
  • 収納の心配がない。
  • 部屋の除湿もできる。

短所

  • 衣類乾燥モードを使用しないと、乾燥効率が悪い。
  • 使用できる部屋が限られる。

エアコンのドライ機能を使えば、部屋の湿度を下げられるため、自然乾燥を早めることができます。冷暖房と違い、電気代も安いので、コスパも悪くありません。

ただ、あくまで「部屋の湿度を下げる」ことが目的なので、乾燥効率は微妙・・・。

より早く乾燥させたい場合には、衣類乾燥モード(呼び方はメーカーによって違います)を使用する必要がありますが、その場合は電気代が高くなってしまいます。

気温が高く(気温が高い方が洗濯物は乾きやすい)、ワイシャツや薄手のTシャツが数枚程度など、乾燥させやすい条件が揃っている場合には、ドライモードのみで対応できますが、乾きがイマイチ・・・という場合には、除湿機がおすすめです。

乾燥機類の性能比較表

(右にスクロールできます⇒)

  衣類乾燥除湿機 衣類乾燥機 洗濯乾燥機 浴室乾燥機 扇風機・サーキュレーター エアコン(ドライ)
乾燥力 ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆
乾燥時間
(4.5kg)
約3時間49分 約2時間29分 約2時間17分 約3時間 約7時間5分 約2時間46分(衣類乾燥モード使用時)
電気代
(1時間)
[コンプレッサー]
5円前後
[デシカント]
17円前後
19~32円前後 20円前後 30円前後 1円以下 [弱冷房除湿]
5円前後
[再熱除湿]
15円前後
[衣類乾燥モード]
10~15円前後
特徴 電気代が安く、乾燥力もそこそこ。部屋の除湿もできる。 乾燥力は高いが、電気代も高い。 手間はかからないが、生乾きになりやすい。 設置の手間はないが、電気代が高い。 電気代は安いが、乾燥に時間が掛かりすぎる。 衣類乾燥モードを使用すれば、乾燥力が高い。

衣類乾燥除湿機は、乾燥機に比べると乾燥力は劣るものの、電気代が安く、コスパの良いことが分かりましたね(^^)

それでは次に、「衣類乾燥除湿機で、本当に洗濯物が乾くの?」という疑問について、もう少し掘り下げてみましょう!

衣類乾燥除湿機で、本当に洗濯物が乾くの?

乾燥機に比べると、「乾かしている感」の少ない衣類乾燥除湿機。

でも、実際にはなかなか強力な乾燥力を発揮し、(除湿機の品質にもよりますが)2~3人分の洗濯物であれば、3~4時間で天日干しレベルに乾いちゃいます!

※ちなみに、「除湿機を使わない部屋干し」と比べると、乾燥時間を70~80%短縮することができます。

乾燥時間の比較

そもそも、濡れた服を乾かすためには、乾燥した空気が必要です。洗濯物に含まれた水分が、乾燥した空気の中に逃げ出す姿を想像すると、分かりやすいかもしれませんね!

でも、梅雨や夏の時期のように、はじめから空気が湿っていると、水分が逃げ場を失い、いつまでも洗濯物の中に居座ってしまうんです・・・。

そこで活躍するのが、衣類乾燥除湿機!

空気中の湿気を取りのぞくことで、洗濯物から水分が逃げ出しやすい環境をつくり、さらに十分な風を当てることで、より効率的に衣類を乾かすことができるんです!

洗濯物がうまく乾かない時の対処法

理屈は分かりましたが、それでも、「除湿機だけでは乾かない!」という声を耳にしますよね。

実は、除湿機の品質以外に、
洗濯物がうまく乾かない理由として、

  1. ① 洗濯物の量が多すぎる
  2. ② 洗濯物の干し方が悪い

ということがよくあります。

① 洗濯物の量が多すぎる

除湿機に限らず、天日干しであれ乾燥機であれ、洗濯物の量が多すぎれば、乾燥に時間がかかるのは当然ですよね。

とくに部屋干しの場合は、「室内」という、ただでさえ乾きづらい環境を強いられることに・・・。

そのため、
まずは「部屋干しの基本中の基本」として、

大量の洗濯物を一度に、ギチギチに並べるのではなく、「こまめに少量ずつ」を心がけるようにしましょう!

② 洗濯物の干し方が悪い

いくら優秀な除湿機であっても、そもそも部屋干しの方法が悪ければ、十分に効果を発揮できません。

部屋干しの方法

そこで、より効率的に洗濯物を乾かすために、部屋干しをするときは、次の点に注意してみましょう!

  • ドア・窓を閉め、湿気が入らないようにする。
  • 風が効率的に当たるように、洗濯物の近くに除湿機を置く。
  • 洗濯物の間隔を開ける(最低でも5cm以上)。
  • 生乾きを防ぐために、部屋干し用の洗剤を使う。
  • 和室ではなく洋室で干す(洋室の方が除湿効率が良い)。
  • ズボンのポケットは出しておく(または裏返しにして干す)。
  • ジーンズは、ピンチハンガーでウエスト部分を吊るし、筒状にして干す。
  • バスタオルは、バスタオル用のハンガーを2つ使用するか、またはピンチハンガーを使って、囲うように吊るす。
  • パーカーは、パーカー専用のハンガーを使用するか、パンツハンガーでフード部分を広げながら干す。
  • シーツは、バスタオル用のハンガーを4~5個使用し、重ならないように干す(シーツ以外の洗濯物は干さない)。

基本的には、天日干しの注意事項と同じですが、部屋干しの場合は、ますます乾燥時間に影響します。

たとえば、「バスタオルの干し方を変えるだけで、約90分の短縮ができる」というデータもあるため、より効率的な干し方を心がけたいですね(^^)

太平洋側エリア限定!冬は除湿機がいらない?

私は現在、東京在住(3人家族)ですが、
冬は乾燥がひどく、暖房をつけて寝ると、のどが痛くて目が覚めるほど・・・。

喉が痛い

でも、ある日のこと、
「これだけ乾燥しているなら、洗濯物が乾くのでは・・・?」と思いつき、

就寝前に洗濯機を回し、
加湿器代わりに寝室で部屋干しをしてみたところ・・・、
なんと!朝には洗濯物がカピカピに乾いていました(バスタオル3枚もしっかり乾燥)!

洗濯物の量が少ないようであれば、
冬は暖房をつけた部屋(寝室等)で部屋干しして、
梅雨や夏場のみ、コンプレッサー式の除湿機を使う
というのが、一番経済的な方法かもしれません!

ただ、これはあくまで、冬に乾燥する太平洋側エリア限定の話なので、日本海側エリアの場合は、冬に強いデシカント式やハイブリッド式が使いやすそうですね。

ではつづいて、失敗しない衣類乾燥除湿機の選び方を紹介しますね!

衣類乾燥除湿機を選ぶポイント

「せっかく除湿機を買ったのに、洗濯物が乾かない・・・」と後悔しないために、衣類乾燥除湿機を選ぶときのチェックポイントを確認しておきましょう!

① 部屋の広さ

それぞれの除湿機は、除湿可能な最大面積が決まっています。また、木造・鉄筋・プレハブによっても性能が変わってしまうため、あなたの自宅に合わせた機種を選ぶようにしましょう。

部屋の広さ

除湿可能面積は、各商品の詳細スペックに記載されているので、必ず事前にチェックしてくださいね(^^)

② 一日あたりの除湿能力(定格除湿能力)

衣類乾燥性能に大きく影響するのが、除湿機の「定格除湿能力」です。

これは、除湿機を一日運転させた場合に除湿できる水分量のことで、ようするに、定格除湿能力が高いほど、「たくさん除湿できる=洗濯物が乾きやすい」ということになります。

もちろん、洗濯物の乾きやすさには、除湿機の送風機能も関係しますが、送風機能は客観的な数値で比較しづらいので、まずは定格除湿能力で比べてみると、性能の違いが分かりやすくなるはずです。

必要な定格除湿能力については、次の表を参考にしてみてください。

部屋の広さ 定格除湿能力
木造:6~8畳
鉄筋:13~16畳
4.5~6.3L
木造:8~10畳
鉄筋:16~20畳
6.3~8.0L
木造:10~14畳
鉄筋:20~28畳
8.0~11.0L
木造:14~23畳
鉄筋:28~45畳
11.0~18.0L

より衣類乾燥力を高めたい場合には、ワンランク上の除湿能力を選ぶのもアリです!

また、こちらの数値は「洋室」を基準にしているため、除湿効率の悪い「和室」の場合は、実際の面積の1.5~2倍で計算することをオススメします。

③ タンクの容量

排水タンクの容量が少ないと、頻繁に水を捨てなければならず、手間が増えてしまいます。

また、排水タンクがいっぱいになると、自動停止してしまったり、機種によっては水が溢れてしまうこともあるため、就寝中や外出中に、安心して使用することができません。

そのため、とくに長時間の運転を想定しているのであれば、なるべくタンクの容量が大きいものを選ぶようにしましょう!

除湿能力や部屋の湿度にもよりますが、目安として、
少なくとも2.5~3L以上あれば、洗濯物が乾くまで、満水に達する心配はないはずです。

④ 自動停止機能

衣類乾燥除湿機には、

  1. A. タンクがいっぱいになると自動停止する
  2. B. 洗濯物が乾くと自動停止する

という、2種類の「自動停止機能」があります。

まず、万が一水が溢れてしまうことを避けるために、Aの機能は絶対にあったほうがいいですよね。

また、Bの機能があれば、電気代の節約ができます!・・・が、基本的にはハイクラスの機種にしか搭載されていないため、予算と相談しながら選ぶようにしましょう。

⑤ 運動音の大きさ

衣類乾燥除湿機は夜間に動かすことも多いため、できれば運動音の小さいものを選びたいですよね。

除湿機の多くは、モード毎に運動音(dB)を記載してくれているので、そちらをチェックしてみましょう!

運動音の大きさ

ちなみに、音の「目安」はこんな感じ。

40dB・・・静かな図書館
50dB・・・換気扇
60dB・・・洗濯機

50dB台ならOK、60dBを超えると、ちょっとウルサイかも・・・といったイメージですね。

というわけで、夜間の運転を考えている場合には、60dB以下の商品がオススメです!

⑥ メンテナンスのしやすさ

除湿機のメンテナンスを怠ると、機能が低下したり、内側にカビが発生する事も・・・。

最低でも2週間~1ヶ月に一度の掃除が推奨されているので、フィルターやタンクが取り外しやすい・洗いやすいものを選ぶと、ストレスの軽減になります。

また、「内部乾燥機能」を搭載した機種もあるため、カビや細菌の発生を極力抑えたい場合には、同機能付きの商品を選ぶようにしましょう。

⑦ メーカー

衣類乾燥除湿機の代表的なメーカーとして、次のものが挙げられます。

パナソニック 唯一、「ハイブリッド式」の除湿機を販売。生乾きの臭いを抑えるナノイーテクノロジーや、湿気戻りを防ぐキープモードを搭載するなど、高機能モデルが多い。
三菱 主にコンプレッサー式の除湿機を採用。湿った衣類を検知し、効率的に送風できる「3Dムーブアイ」機能が特徴的。
シャープ すべての製品が、ニオイの抑制効果がある「プラズマクラスターイオン」放出機能を搭載。洗濯物はもちろん、部屋のニオイ予防にも効果的な除湿機をラインナップ。
コロナ パナソニックや三菱に比べ、価格設定はやや安価。パワフルなコンプレッサー式でありながら、静音設計のモデルが多く、コスパが良いのが特徴的。
アイリスオーヤマ コンプレッサー式、デシカント式の両タイプがあり、とくにサーキュレーターと一体化したモデルが人気。品質は劣るものの、価格が安く、購入しやすい。

メーカーごとに特徴はありますが、メーカーと性能・コスパが必ずしも一致するわけではないので、あまり気にしすぎなくても大丈夫です!


除湿機を選ぶポイントは分かりましたか?

それでは最後に、マグアンドマフィンがおすすめする衣類乾燥除湿機を紹介しますね(^^)

おすすめの衣類乾燥除湿機7選

まずは、梅雨や夏場の除湿に効果的な「コンプレッサー式」のおすすめ機種を紹介します!

おすすめのコンプレッサー式

3Dムーブアイで乾き残りを逃さない!最高峰の機能を搭載『三菱 MJ-M120PX』

三菱 部屋干しタイプ MJ-M120PX

(出典:www.rakuten.co.jp)

三菱 部屋干しタイプ MJ-M120PX

34,452円(税込)

(※2020年4月14日時点の楽天市場の価格を参考)

メーカー 三菱
型番 MJ-M120PX
種類 コンプレッサー式
乾燥力 ★★★★★
定格除湿能力
(50Hz)
11L
除湿可能面積 木造:14畳
鉄筋:28畳
タンク容量 3.0L
自動停止 満水時:○
乾燥時:○
運動音 標準:49dB
夜干し:39dB
サイズ 360×534×210mm
重さ 13.5kg
メンテナンスのしやすさ
内部乾燥
衣類乾燥に関する機能 部屋干し3Dムーブアイ
光ガイド
ズバッと乾燥モード
湿度センサー
温度センサー
3次元広角狙えルーバー
切/入タイマー(1~9時間)
4輪キャスター(横方向)

ここが嬉しい!

  • 送風範囲が広い。
  • 3Dムーブアイが「乾き残り」を検知し、集中乾燥してくれる。
  • ムダな運転を省くことで、電気代を徹底的に節約してくれる。
  • 速乾モードで、急な衣類乾燥にも対応できる。
  • 夜干し、内部乾燥など、機能が充実している。
  • キャスター付きなので、移動が簡単。

ここが残念...

  • 価格がかなり高い。

衣類乾燥に特化した機能を持つ、三菱の除湿機『MJ-M120PX』。『MJ-M120PX』の最大の特徴といえば、ムダのない「二段構えの乾燥機能」です!

まずは、上下160°・左右100°の「ワイド送風」で全体を乾燥。

さらに、AIを搭載した「3Dムーブアイ(光ガイド付き)」が、洗濯物の「乾き残り」を自動検知し、集中的に乾かします!

「二段構えの乾燥機能」のおかげで、抜群の乾燥力を発揮してくれるのはもちろん、電気代が節約できるのも嬉しいところ(洗濯物が乾いたら、自動停止する機能付き!)。

また、速乾モード(ズバッと乾燥)、夜干しモード、内部乾燥など、便利な機能を多数搭載し、まさに「コンプレッサー式の最高峰」といえる存在です。

ただ、唯一の弱点は・・・価格が非常に高いこと・・・。

そのため、「性能がよければ高いお金を払ってもいい!」という人にオススメのモデルといえます。

ちなみに、同シリーズの『MJ-M100PX』は、「ズバッと乾燥」など一部の機能はありませんが、価格・電気代ともに『MJ-M120PX』より少しだけ安いので、スペックを落として価格を重視したいという場合は、こちらもオススメです。

Amazonベストセラー!小型なのにパワフルでコスパ抜群『コロナ CD-P63A』

コロナ 除湿機 CD-P63A

(出典:www.amazon.co.jp)

コロナ 除湿機 CD-P63A

14,000円(税込)

(※2020年4月14日時点のAmazonの価格を参考)

メーカー コロナ
型番 CD-P63A
種類 コンプレッサー式
乾燥力 ★★★★☆
定格除湿能力
(50Hz)
5.6L
除湿可能面積 木造:7畳
鉄筋:14畳
タンク容量 3.5L
自動停止 満水時:○
乾燥時:×
運動音 38dB
サイズ 220×33×515mm
重さ 7.9kg
メンテナンスのしやすさ
内部乾燥
衣類乾燥に関する機能 満水メロディー
切タイマー(1・2・7時間)
10年交換不要フィルター
ハンドル付き

ここが嬉しい!

  • 価格が安い。
  • 乾燥力もそこそこ高く、コスパがいい。
  • 運動音が小さい。
  • コンプレッサー式のなかでは、比較的軽量。
  • 満水時に音で知らせてくれる。
  • 10年間フィルターの交換が不要。

ここが残念...

  • 送風が非効率で、乾燥にムラができやすい。
  • 振動音が響きやすい。
  • 広い部屋・大量の洗濯物には不向き。

除湿機の代表的メーカーである「コロナ」のベストセラー商品。

『CD-P63A』の魅力は、「14,000円の手頃な価格設定」と、「優秀な乾燥力」です。

7~14畳向けのモデルなので、定格除湿能力は低めですが、衣類乾燥力はなかなか強力!
少量の洗濯物ならしっかり乾かせます。

また、10年間フィルター交換がいらないのも特徴的!

ただ、ルーバー(送風口の羽)が自動スイングしないので、送風はやや非効率。洗濯物の量が多いと、乾燥にムラができてしまいます。

運動音は小さいものの(39dB)、本体が軽いせいか、振動音が響きやすいという欠点も・・・。そのため、音が気になるときは、クッション材などを敷くようにしましょう。

「比較的狭い部屋で、2~3人分の洗濯物を部屋干ししたい」という場合には、コスパがよく、オススメの商品です!

技術よりパワーで押し切る!超強力な除湿力『三菱 MJ-P180PX』

三菱 ハイパワータイプ MJ-P180PX

(出典:www.rakuten.co.jp)

三菱 ハイパワータイプ MJ-P180PX

32,580円(税込)

(※2020年4月14日時点の楽天市場の価格を参考)

メーカー 三菱
型番 MJ-P180PX
種類 コンプレッサー式
乾燥力 ★★★★★
定格除湿能力
(50Hz)
15.5L
除湿可能面積 木造:19畳
鉄筋:39畳
タンク容量 4.7L
自動停止 満水時:○
乾燥時:○
運動音 標準:47dB
夜干し:38dB
サイズ 372×594×281mm
重さ 14.9kg
メンテナンスのしやすさ
内部乾燥
衣類乾燥に関する機能 湿度センサー
温度センサー
広角オートスイングルーバー
切/入タイマー(1~9時間)
ハンドル+4輪キャスター(自在)
冬モード

ここが嬉しい!

  • 強力な除湿能力のおかげで、スピーディーに乾燥できる。
  • 広い部屋・大量の洗濯物に対応できる。
  • 衣類が乾燥したら、自動停止してくれる。
  • ハンドル・キャスター付きで移動が簡単。
  • コンプレッサー式でありながら、冬モードを搭載。

ここが残念...

  • 価格が高い。
  • MJ-M120PXのような検知機能はないので、効率は落ちる。
  • 風が当たらない場所は、乾燥に時間がかかる。

先ほど登場した『MJ-M120PX』に対し、除湿機能に特化したパワフルモデル。

「3Dムーブアイ」のような衣類乾燥用の高機能は搭載されていませんが、
7畳を19分で除湿できる超強力パワーのおかげで、洗濯物をスピーディーに乾かすことができます(技術ではなく、パワーで押し切る感じです)!

また、除湿機能に特化しているということもあり、冬の除湿能力を高める「冬モード」や「自動霜取」を搭載。コンプレッサー式でありながら、湿度の高い寒冷地でも使用することができます(ただし、除湿能力は約2.0L)。

運動音も小さく、強力な乾燥力を持ちながら、衣類乾燥機能が少ないという理由で、価格は3万円台!

『MJ-M120PX』に比べると、だいぶ価格も落ちるため、あまり機能にこだわりがないという方には、コスパの良いモデルになっています(^^)

ちなみに、さらに除湿能力の高いMJ-PV240PXもありますが、対応面積が61畳もあり、一般家庭では持て余すレベル。

価格も6万円を超えるため、「非常に広いリビングで、大量の洗濯物を素早く乾かしたい!そのためなら価格が高くてもいい!」という人にのみオススメです。

おすすめのデシカント式

つづいて、おすすめのデシカント式を紹介します。

デシカント式はコンプレッサー式に比べて、「コンパクト」な製品がたくさんあります。一方で、除湿能力は低く、タンク容量も少なめです(除湿できる量が少ないので、すぐにいっぱいになる心配はありません)。

サーキュレーターの風で効率アップ!価格も魅力『アイリスオーヤマ DDC-50』

アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 DDC-50

(出典:www.amazon.co.jp)

アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 DDC-50

15,801円(税込)

(※2020年4月14日時点のAmazonの価格を参考)

メーカー アイリスオーヤマ
型番 DDC-50
種類 デシカント式
乾燥力 ★★★★☆
定格除湿能力
(50Hz)
5.0L
除湿可能面積 木造:6畳
鉄筋:13畳
タンク容量 2.5L
自動停止 満水時:○
乾燥時:×
運動音 約29dB~約60dB
サイズ 287×234×640mm
重さ 7.8kg
メンテナンスのしやすさ
内部乾燥 ×
衣類乾燥に関する機能 サーキュレーター・除湿機
湿気ナビランプ
3段階首振り調整
切タイマー(2・4・8時間)

ここが嬉しい!

  • 価格が安い。
  • デシカント式のなかでは、乾燥力がかなり高い。
  • 除湿機・サーキュレーターを個別に使用することもできる。
  • 操作がシンプル。
  • フィルターの掃除がしやすい。

ここが残念...

  • 上下にスイングしないため、風の当たらない場所ができる。
  • デシカント式のなかでは、かなり大型。
  • キャスターが付いていないので、持ち運びに不便。

除湿機とサーキュレーターが一体化した、個性的なモデル!

除湿力の低いデシカント式でありながら、サーキュレーターの風を組み合わせることで、非常に高い乾燥力を発揮してくれます(ちなみに、除湿機とサーキュレーターは別々に使うこともできます)!

ただ、サーキュレーターは左右に動くものの、上下にはスイングしないため、風の当て方や洗濯物の干し方には注意が必要です。

使い方はとてもシンプルで、フィルターの掃除がしやすいのも魅力的ですが、サイズや重量がある割に、キャスターが付いておらず、持ち運びに不便という欠点も。

なお、性能がまったく同じモデルとして、『DDD-50E』があります。こちらはボタンの形状が異なるだけで、『DDC-50』より安い値段で販売されていますが、故障発生率が多く、かなりの問題機種とされているので、間違って購入しないように十分注意してください。

また、タンクの排水がやや便利になった(性能はまったく同じ)『IJD-I50』もありますが、価格が3,000円ほど高くなっているので、編集部的には『DDC-50』がオススメです。

デシカント式では最強クラス!洗濯物が多い家庭には『日立 HJS-D771』

日立 除湿機 HJS-D771

(出典:www.rakuten.co.jp)

日立 除湿機 HJS-D771

21,868円(税込)

(※2020年4月14日時点の楽天市場の価格を参考)

メーカー 日立
型番 HJS-D771
種類 デシカント式
乾燥力 ★★★★☆
定格除湿能力
(50Hz)
7.7L
除湿可能面積 木造:9畳
鉄筋:19畳
タンク容量 2.0L
自動停止 満水時:○
乾燥時:×
運動音 47dB
サイズ 290×475×175mm
重さ 5.5kg
メンテナンスのしやすさ
内部乾燥 ×
衣類乾燥に関する機能 送風範囲調整可
スポット送風
持ち運び用ハンドル
ハンドル付きタンク

ここが嬉しい!

  • デシカント式のなかでは、とくに乾燥力が高い。
  • 価格に対して乾燥力が高く、コスパがいい。
  • 広い部屋・少し多めの洗濯物にも対応できる。
  • 5.5kgの軽量設計。
  • ハンドル付きで持ち運びが簡単。

ここが残念...

  • 電気代が高い。

デシカント式としては、最強クラスのパワーを持つ『HJS-D771』!

19畳まで対応できる強力な除湿力と、洗濯物を速乾できる「スポット乾燥」が魅力的。

「冬場に、やや広い部屋で部屋干ししたい」「パワフルなデシカント式を探してる」という人に、ピッタリのモデルです。

もちろん、「部屋は広くないけれど、部屋干し時間を短縮したい」という目的で利用するのもアリ!

ただ、パワーが増す分、電気代も高くなるので注意しましょう!

パワフルな機種にもかかわらず、わずか5.5kgの軽量設計。本体にハンドルも付いているので、持ち運びも楽チンです。

ちなみに、ほぼ同じ性能で、14畳用タイプの『HJS-D562』もあります。狭い部屋で利用する場合には、そちらもオススメです!

高機能デシカント式!価格が高いのが残念『パナソニック F-YZTX60』

パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZTX60

(出典:www.rakuten.co.jp)

パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZTX60

38,000円(税込)

(※2020年4月14日時点の楽天市場の価格を参考)

メーカー パナソニック
型番 F-YZTX60
種類 デシカント式
乾燥力 ★★★☆☆
定格除湿能力
(50Hz)
5.4L
除湿可能面積 木造:7畳
鉄筋:14畳
タンク容量 2.0L
自動停止 満水時:○
乾燥時:○
運動音 仕上げ、速乾:48dB
おまかせ:48dB
音ひかえめ:39dB
サイズ 178x459x357mm
重さ 6kg
メンテナンスのしやすさ
内部乾燥 ×
衣類乾燥に関する機能 大開口ルーバー
ナノイー
湿度サイン
エコナビ
切タイマー(4・8時間)
ハンドル付き

ここが嬉しい!

  • 送風範囲が広い。
  • 乾燥が終わると、自動停止してくれる。
  • ナノイー搭載で、ニオイを抑制してくれる。
  • 6kgの軽量設計。
  • ハンドル付きで持ち運びが簡単。

ここが残念...

  • 価格が高い。
  • 乾燥力・除湿能力に対し、コスパはやや悪い。

パナソニックのデシカント式人気モデル『F-YZRX60』の後継機。

部屋干しのニオイを抑えてくれる「ナノイーテクノロジー」を搭載。他にも、幅110cmまで送風できる大開口ルーバーや、乾燥終了後の自動停止機能など、パナソニックらしい高機能が特徴的です。

また、6kgの軽量ボディにハンドルも付いているので、移動に困ることもありません。

ただ、値段はかなり高いので(これもパナソニックらしい・・・)、高機能を求めていない人には、前述のアイリスオーヤマや日立がオススメです。

ちなみに、ナノイー非搭載の『F-YZT60』であれば、約10,000円近く安く購入できますが、部屋干しはニオイが発生しやすいため、どうせパナソニックを選ぶなら、『F-YZTX60』にしておきたいところ。

おすすめのハイブリッド式

最後に、おすすめのハイブリッド式を紹介します。

ハイブリッド式はパナソニック製のモデルしかないので、なかでもイチ押しの「1商品」に厳選しました!

ハイブリッド式は今がチャンス!価格落ちした旧モデル『F-YC120HSX』

パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YC120HSX

(出典:www.rakuten.co.jp)

パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YC120HSX

49,500円(税込)

(※2020年4月14日時点の楽天市場の価格を参考)

メーカー パナソニック
型番 F-YC120HSX
種類 ハイブリッド式
乾燥力 ★★★★★
定格除湿能力
(50Hz)
9.0L
除湿可能面積 木造:11畳
鉄筋:23畳
タンク容量 3.2L
自動停止 満水時:○
乾燥時:○
運動音 おまかせ、速乾:48dB
音ひかえめ:40dB
サイズ 370x580x225mm
重さ 13.9kg
メンテナンスのしやすさ
内部乾燥
衣類乾燥に関する機能 ワイド送風
ナノイーX
湿度サイン
エコナビ
切タイマー(2・4・6時間)
4輪キャスター付き

ここが嬉しい!

  • ハイブリッド式なので、一年中快適に使える。
  • 送風範囲が広い。
  • 乾燥が終わると、自動停止してくれる。
  • ナノイー搭載で、ニオイを抑制してくれる。
  • キャスター付きなので、移動が簡単。

ここが残念...

  • 価格が非常に高い。
  • 生産が終了しているため、在庫限り。

パナソニックのハイブリッド式除湿機『F-YC120HSX』。

2つの除湿機能を切り替えできるのが最大の特徴で、冬はデシカント式で除湿、夏はコンプレッサー式で電気代を節約!

もちろん、ニオイの抑制でおなじみの「ナノイー」を搭載(通常の「ナノイー」より強力な「ナノイーX」)!

最大幅165cmまで送風してくれるので、清潔かつ効率的に、洗濯物を乾かせます。

なお、2020年4月に、新機種の『F-YHTX120』がリリースされたこともあり、旧モデルの『F-YC120HSX』は型落ち価格に!性能的にはあまり変わらないので、ハイブリッド式を(少しでも)安く購入したい人は、『F-YC120HSX』の在庫があるうちにゲットしましょう!

※ちなみに、さらにパワーを向上させた38畳用の『F-YHTX200』もありますが、価格が非常に高いため、よほど強力な除湿能力が必要でない限り、『F-YC120HSX』または『F-YHTX120』で十分です。

【選外】あまりオススメできない衣類乾燥除湿機

コロナ どこでもクーラー
CDM-1419

乾燥力は三菱並みで、実はオススメの機種のひとつ。

ただ、同価格帯に、より高機能の『三菱 MJ-P180PX』があり、あと5,000円出せば、さらにハイスペックモデルの『三菱 MJ-M120PX』が購入できる。逆に安いモデルが良ければ、同じコロナの『63A』がある、というやや中途半端なポジション。

「衣類乾燥」という点で、特別優れた機能があるわけではないので、「衣類乾燥除湿機」としては残念ながら選外。

デロンギ
DEX16FJ
非常にコンパクトで、乾燥力もそこそこ。ただ、ほぼ同性能のコロナ『CD-P63A』が1万円安く買えるので、コスパ的に今ひとつ。
シャープ
CV-L180 / CV-L120
強力な除湿能力やプラズマクラスターが魅力的。ただ、発売したばかりということもあり、価格が高過ぎるので、コスパの観点から、現時点では選外。
アイリスオーヤマ
KIJC-H65
アイリスオーヤマのコンプレッサー式除湿機で、安価に購入できるのは魅力ですが、乾燥力はかなり低く、生乾きになることがよくあります。
カドー
DH-C7100
除湿機とは思えないオシャレな見た目が特徴的。ただ、価格に対して乾燥力は中途半端で、コスパ的に選外。外観が美しいだけに残念。

いかがでしたか?
気になる除湿機は見つかりましたか?

この記事を読んで、あなたの「部屋干しの悩み」が解決されたら嬉しいです!

お相手は、マグアンドマフィン編集部の井上でした(^^)

それでは、またお会いしましょう!

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