更新 / マグアンドマフィン編集部
スマートロックで「鍵のかけ忘れ」を防ぐ!賃貸でも使えるオートロック付きスマートロック
「スマートロックって、なにができるの?」
「賃貸物件でも使える?工事は必要?」
「どのスマートロックを選べばいいか分からない・・・」
『スマートロック』とは、スマホで操作できる鍵のこと。
玄関のドアに取り付けるだけで、アプリを使って鍵の開け閉めができるようになります!
こんにちは!
最近、自宅にスマートロックを設置した、マグアンドマフィン編集部の松本です!
突然ですが、
あなたは外出中に、こんな不安を感じたことはありませんか?
「あれ?家のカギ、閉めたっけ・・・?」
「閉めたはず!・・・なんだけど・・・ぶっちゃけ、記憶にない・・・」
「でも、確認のしようがないし・・・マズい・・・考えれば考えるほど、不安になってきた・・・」
心配性の私は、こんなモヤモヤをよく抱えていました・・・。朝、駅に向かう途中で気になってしまい、仕方なく家まで引き返したことも・・・。
でも、そんな私の悩みを解決してくれたのが、『スマートロック』です!
というのも、
スマートロックを自宅の玄関に設置するだけで、
- 鍵を閉め忘れていないか、スマホで確認。
- 万が一忘れていた場合は、ポチッと遠隔操作で鍵を閉める。
なんてことができちゃうんです!
しかも、工事をせずに簡単に取り付けられるので、「賃貸物件」でも設置可能!
さらに、最新のスマートロックであれば、
ホテルのような「オートロック機能」や、
車でおなじみの「ハンズフリー機能」まで実現できるんです!
もちろん、自宅だけでなく、オフィスや民泊にも利用できるので、
現在、人気急増中のアイテムなんですよ(^^)
というわけで!
こちらの記事では、スマートロックの機能や正しい選び方、おすすめの商品について詳しく紹介しますね!
スマートロックの気になる情報をギュッとまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
それではさっそく、まいりましょう!
時間がない人のために!編集部厳選のスマートロック3選
キャンディ・ハウス セサミ mini スマートロック + WiFiアクセスポイント
価格:19,800円(税込)
(※2020年4月15日時点のAmazonの価格を参考)
必要な機能をすべて搭載した、コスパ抜群のスマートロック。
NinjaLock NL02
価格:41,800円(税込)
(※2020年4月15日時点のAmazonの価格を参考)
オフィス・不動産・民泊に便利。鍵不要のキーパッド対応。
では、あらためて本編に入ります!
目次
スマートロックってなに?
『スマートロック』の定義はやや曖昧ですが、
おおまかにいうと、次のような特徴を持った製品を指します。
- ① スマホで鍵の開け閉めができる
- ② さまざまな機能を搭載している
- ③ 工事不要で取り付けができる
では、それぞれの特徴について、もう少し詳しくみてみましょう。
① スマホで鍵の開け閉めができる
まず、スマートロックの基本的な特徴は、
スマートフォンのアプリを使って、施錠・解錠ができるという点です。
つまり、従来の鍵は不要になり、
代わりにあなたの「スマホ」が「鍵」になります!
② さまざまな機能を搭載している
「スマホ」が「鍵」になる最大のメリットは、
スマホを使ったさまざまな操作を実現できることです。
たとえば、鍵の状態をアプリで確認したり、外出先からWi-Fi経由で鍵を閉めたり、
さらに、オートロック機能やハンズフリー機能(ドアに近づくと自動で解錠する)、子どもの帰宅通知、ゲスト用の合鍵の発行・・・などなど、とにかく色々な機能があります!
詳しい機能については、のちほど紹介しますね(^^)
③ 工事不要で取り付けできる
スマートロックは、玄関の鍵を取り替えるのではなく、そのまま被せるようにして設置します。取り付け方も、両面テープで貼り付けるだけなので、工事の必要がありません。
つまり、賃貸物件にも設置することができるんです!
ちなみに、私の家も賃貸ですが、問題なく取り付けることができました。
ただ、製品によっては工事が必要なタイプもあるので、購入時に必ずチェックするようにしましょう!
さて、スマートロックは、
「手軽に設置できて、とにかく・・・色々できる」
ということが分かりました。
でも、色々って・・・具体的に何ができるのか、気になりますよね。
というわけで、スマートロックの機能について、もう少し掘り下げてみましょう!
スマートロックの機能一覧
最新のスマートロックには、主に次のような機能が搭載されています。
アプリで施錠・解錠
スマートロックの一番基本的な機能ですね。
アプリをタップするだけで、鍵を開けたり閉めたりすることができます!
※ちなみに、一部のスマートウォッチから操作することも可能です。
従来の鍵も使える
スマートロックを取り付けた後も、従来の鍵はそのまま使うことができます!
これなら、スマホを持っていない家族がいる場合や、万が一スマホを忘れてしまったときも安心ですね(^^)
鍵の状態を確認
アプリを使って、鍵が閉まっているかどうか、外から確認することができます。
もう二度と「家の鍵、閉めたっけ・・・?」という不安に襲われる心配はありませんね!
遠隔操作
Wi-Fiを経由して、遠隔操作で鍵を開けたり閉めたりすることができます。
万が一鍵をかけ忘れてしまった場合はもちろん、
たとえば、旅行中に「家族に部屋の様子を見てほしい」なんてときに便利ですよね!
ハンズフリー機能
ハンズフリー機能をONにしておけば、ドアに近づいただけで、自動で鍵を開けてくれます。
スーパーの帰りなど、両手に荷物を持っていても、いちいち鍵を取り出す手間がありません!
オートロック機能と組み合わせれば、スマホを一度も取り出すことなく、鍵の開け閉めが可能になりますよ(^^)
オートロック機能
オートロック機能をONにすれば、ホテルのような自動施錠を実現できます!
勝手に施錠してくれるので、そもそも「鍵のかけ忘れ」自体が起こりません。
また、一部のスマートロックでは、オートロックが作動するまでの時間を細かく設定することもできます。
そのため、たとえば「ちょっとゴミ出しに行きたい」ときなどに、わざわざ鍵をかけないよう調節することもできるんです!
※オートロックはとても便利な機能ですが、ホテルと同様に「締め出し」のリスクがあるため、十分に注意して使うようにしましょう!
帰宅通知
スマートロックには、解錠されるたびに、いつ・誰が鍵を開けたのか、通知してくれる機能があります。
そのため、子どもや高齢の家族の「帰宅通知」として利用することもできるんです(^^)
合鍵のシェア
「合鍵」の管理って、けっこう困りますよね。
なるべく合鍵を増やしたくない、
子どもに鍵を持たせたくない、
とはいえ、郵便受けや植木鉢の下に隠しておくのもなんだか不安・・・などなど。
でも、スマートロックなら、アプリで「合鍵」を簡単にシェアすることができます。
スマホで管理しているので、失くす心配も、隠す必要もありません!
ゲスト用キー発行
友達やゲスト、宅配・クリーニング業者、民泊など、一時的に合鍵を利用したいときってありますよね。
でも、他人に合鍵を渡すと、悪用されてしまうリスクも・・・。
そんなとき、スマートロックなら、ゲスト用の一時的な合鍵を発効することができます。
「何月何日、何時から何時まで」といった細かい設定ができ、
期限が切れると、同じ鍵で解錠できなくなるため、悪用の心配がありません。
履歴確認
スマホの解錠記録は、すべて履歴に残ります(ゲストは履歴を見ることができません)。
誰がいつ鍵を開けたのか、一目瞭然なので、よりセキュリティを高めることができますね!
スマートスピーカーと連携
スマートロックは、「Googleアシスタント」や「Alexa」などのスマートスピーカーと連携することができます。
たとえば、寝室にいながら、Alexa経由で玄関の鍵を開けたり、解錠と同時に部屋の明かりをつけたり(要プログラミング)・・・なんて使い方もできちゃいます。
マルチデバイス対応
スマートロックの中には、スマホアプリ以外に、解錠用のリモコンキーやカードキーを用意している製品もあります。
子どもや高齢の家族など、スマホを持っていない利用者がいるときに便利ですが、そもそも従来の鍵で開けることができるので、絶対に必要という訳ではありません。
キーパッド対応
暗証番号で解錠できる「キーパッド」に対応したスマートロックもあります。
一般家庭には不要ですが、オフィスや民泊など、鍵の共有がわずらわしい場合には、キーパッドが役立つかもしれません!
火災感知機能(緊急解錠機能)
火災が発生した場合、室温の異常な上昇を感知して、緊急解錠してくれる安心機能です。
ただ、残念ながらこの機能を搭載した製品はごく稀で、しかも該当機種の品質があまり良くないため、今後の開発に期待ですね(2020年3月現在)。
ちなみに、「スマートロックの機能を動画で見たい」という場合は、セサミの公式動画が分かりやすいので、ぜひチェックしてみてください(^^)
スマートロックには、もはや覚え切れないくらい、たくさんの機能がありましたね!
そして、これらの機能をふまえると、
スマートロックは、次のような「希望・要望」のある人にオススメできそうです!
スマートロックはこんな人にオススメ
- 「鍵のかけ忘れ」の心配をしたくない。
- 家族用の合鍵の管理に困っている。
- 子どもの帰宅時間を知りたい。
- 玄関の防犯に不安がある。
- オートロック機能がほしい。
- オフィスの鍵を複数のスタッフでシェアしたい。
- 不動産・店舗など、関係者用の鍵を用意したい。
- 民泊・シェアハウス・ゲストハウスなどを運営している。
一般家庭の場合は、施錠確認や遠隔操作機能のおかげで、まず「鍵のかけ忘れ」問題を解決できます。さらに、オートロックや帰宅通知機能を併用することで、ますます防犯能力を高めることができそうですね。
オフィスや民泊、店舗などの場合は、合鍵の管理がシンプルになるというメリットがあります。スマートロック化すれば、たとえば、鍵当番の出勤を待つ必要もないし、関係者に鍵を悪用されてしまった、なんてリスクもありません。
なにより、スマートロックの場合は、面倒な工事や、わずらわしいサポート契約などが要らず、スマホさえあれば実現できてしまうのが、嬉しいポイントですよね(^^)
さて、スマートロックの特徴といえば、多彩な機能のほかに、「取り付けが簡単」という長所がありました。
果たして、本当に手軽に設置できるのか・・・実際に、取り付けの様子をみてみましょう。
スマートロックの取り付け方
製品によって微妙な違いはありますが、おおむね次のような流れで設置できます。
① スマートロックの「つまみ」の幅・高さを、サムターンに合わせて調節する。
② スマートロックを鍵の位置に合わせ、つまみを手動で回して動作確認をする。回しづらい場合は、再度つまみの幅等を調節する。
③ 問題がなければ、両面テープでしっかりと固定する。
本体の設置後は、スマホにアプリをインストールして、指示通りに設定すればOKです。
なお、「取り付け方を動画で見たい」という場合は、こちらもセサミの公式動画がとても分かりやすいので、ぜひチェックしてみてください!
このように、スマートロックは本当に設置工事がいらず、簡単に取り付けができそうですね(^^)
・・・ところで、先ほどからスマートロックの魅力ばかり紹介していますが、
もちろん、スマートロックも万能ではありません。
むしろ・・・従来の鍵にはない「欠点」もあります。
そこで次に、事前に知っておきたい注意事項をお伝えしますね!
スマートロックの欠点
スマートロックには、主に3つの「欠点」があります。
欠点① 締め出しのリスク
スマートロックの最大の問題は、「締め出し」のリスクがあることです。
たとえば、次のような場合は、解錠できなくなってしまいます。
- スマホを持ち忘れる
- スマホの電池切れ
- 本体の電池切れ
- 本体の落下
スマホ自体が鍵なので、とうぜんスマホを持ち忘れてしまえば、鍵を開けることができません。
また、スマホまたはスマートロック本体の電池が切れてしまった場合も、解錠ができなくなってしまいます(スマートロック本体の電池は、1~1.5年くらい保ちます)。
さらに、めったに起こることではありませんが、なんらかの理由でスマートロックがはがれ落ちてしまった場合も、とうぜんアプリで操作することはできません。
締め出された場合はどうするの?
万が一締め出されてしまった場合は、鍵を開ける手段として、つぎの3つの方法があります。
- 従来の鍵で開ける
- 家族や友達のスマホにアプリをインストールして開ける
- 管理会社等に開けてもらう
2.や3.は、結局他の人の協力が必要になるので、1.が一番確実です。
そのため、スマートロックを設置した後でも、必ず従来の鍵を持ち歩くか、またはキーボックスなどに入れて、絶対にバレない場所に隠しておくようにしましょう!
欠点② 設置できない鍵がある
スマートロックは約80%の鍵(サムターン)に対応していますが、裏を返せば、20%の鍵には設置することができません・・・。
ごく一般的なドアであれば問題ありませんが、明らかに特殊な形状をしている場合は、注意が必要です(詳しいサムターンの種類については、のちほど説明しますね)。
欠点③ 購入費用+電池代がかかる
従来の鍵はお金がかかりませんが、
スマートロックの場合は、「購入費用」と「電池代」が発生します。
スマートロック本体の価格は、およそ1~5万円程度となかなか高額・・・。
ただ、電池代は数百円で、交換頻度も1~1.5年に一度くらいなので、あまり負担にはなりません。
このように、スマートロックには従来の鍵にない欠点があります。
ただ、設置条件と費用さえクリアしてしまえば、あとは「締め出し」の問題だけです。
締め出しについても、しっかりとバッテリーに気をつけたり、万が一に備えて従来の鍵を持ち歩けば、簡単に防げるので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ!
ではつづいて、
スマートロックの失敗しない選び方について説明しますね(^^)
スマートロックを選ぶポイント
スマートロックのラインナップはそれほど多くありませんが、1万円を超える高額商品なので、絶対に失敗したくありませんよね!
そこで、スマートロックを購入するときは、必ず次のポイントをチェックするようにしましょう。
ポイント① 必要な機能はある?
スマートロックにはさまざまな機能が搭載されていますが、機能の種類や数は、製品によって違います。
そのため、「あなたの欲しい機能」が含まれているものを選ぶようにしましょう!
ポイント② 自宅の鍵に対応している?
先ほどお伝えしたように、鍵(サムターン)のなかには、スマートロックに対応できないタイプもあります。
設置可能
- ドア付きタイプ
- 面付き箱錠タイプ
- プッシュプルタイプ
設置不可
- ドアノブ一体化タイプ
- 引き戸
※プッシュプルタイプで、上下両方のサムターンに設置したい場合は、スマートロックを2つ用意する必要があります(上下のどちらか1つでも使用できます)。
また、サムターンのサイズや形状、位置などにより、スマートロックがうまく設置できないこともあるので、
必ず!事前に!公式サイトで「対応しているサムターンの種類」を確認しておくようにしましょう!
ポイント③ 工事は必要?
スマートロックのなかには、ドアに穴を開けたり、鍵を丸ごと交換して設置するタイプもあります。
工事が必要なスマートロックのメリットは、ドアに直接固定するため、落下の心配がないということです。
ただ、このタイプのスマートロックは、主にオフィスや民泊をターゲットにしたマルチデバイス対応(キーパッドなど)のものが多く、あまり一般家庭向きではありません。
また、賃貸物件ではそもそも工事ができないので、少なくとも家庭用としては、貼り付けタイプのスマートロックがオススメです。
※というより、工事が必要な製品の多くは、そもそもスマホに対応していないため、「スマートロック」と呼ぶには、ちょっと微妙かもしれませんね・・・。
ポイント④ 本体は重すぎない?
スマートロックは両面テープで貼り付けてあるだけなので、スマートロックが重すぎると、それだけ落下のリスクが高くなります。
もともとテープのはがれる可能性はほとんどありませんが、少しでも落下の不安を減らしたい場合は、なるべく軽量の機種を選ぶようにしましょう。
ポイント⑤ 電池残量を知らせる機能はある?
スマートロックの中には、本体の電池残量が少なくなった時に、通知をしてくれる製品があります。
本体の電池が切れると、スマホで鍵を開けられなくなってしまうため、この機能はとても重要です。
ポイント⑥ サポートは日本語対応してる?
日本国内はスマートロックの開発に遅れをとっているため、現在販売されている商品のほとんどは海外製です。
お問い合わせをしても日本語が通じない・・・では困ってしまうので、取扱説明書・サポートともに日本語対応している製品を選ぶようにしましょう。
ポイント⑦ 価格は高すぎない?
スマートロックの価格帯は、おおむね1~5万円くらいです。
ただ、高い商品ほど品質がいい、というわけではなく、むしろ値段と機能が見合っていないものもたくさんあります。
少なくとも、家庭用のスマートロックであれば、2~3万円以内に購入できるため、あまりに高額の商品は避けたほうが無難です!
スマートロックを選ぶポイントは分かりましたか?
それでは最後に、マグアンドマフィン編集部が厳選したおすすめのスマートロックを紹介します(^^)
おすすめのスマートロック3選
スマートロックは、「家庭用」と「法人用(オフィス・不動産・民泊など)」によって求める機能が違うため、それぞれのおすすめスマートロックを紹介します!
家庭用おすすめスマートロック
編集部が厳選した結果、家庭用スマートロックは、「セサミ」と「Qrio(キュリオ)」のほぼ2択になりました。
そして、私たちが一番オススメしたいスマートロックは・・・こちらの商品です!
【1位】必要な機能をほぼすべて搭載!弱点が少なく、コスパも文句なし『セサミ mini』
キャンディ・ハウス セサミ mini スマートロック + WiFiアクセスポイント
19,800円(税込)
本体のみ:14,800円(税込)
(※2020年4月15日時点のAmazonの価格を参考)
メーカー | キャンディ・ハウス |
---|---|
商品名 | セサミ mini スマートロック + WiFiアクセスポイント |
取付工事 | 両面テープのみ |
機能 | 鍵の状態を確認 遠隔操作 ハンズフリー機能 ノック機能(iOSのみ対応) オートロック機能 帰宅通知 合鍵のシェア ゲスト用キー発行 履歴確認 スマートスピーカーと連携(Alexa、Google Home、Line Clova、Apple Watch) |
サイズ | 92.7mm×57mm×54.5mm |
重量 | 本体のみ:107g 電池有り:143g |
電池寿命 ※1日10回開閉で計算した場合 |
約510日 |
電池残量通知 | ○ |
日本語対応 | ○ |
ここが嬉しい!
- 比較的価格が安く、コスパが良い。
- スマートロックとして必要な機能を、ほぼすべて搭載している。
- 107gの業界最軽量ボディ。
- 対応できるサムターンの種類が多い。
- セキュリティが軍事レベル。
- 4色のカラーバリエーションがある。
ここが残念...
- キュリオに比べると、やや解錠速度が劣る。
- キュリオに比べると、ややハンズフリーの性能が劣る。
『セサミ mini』は、家庭用のスマートロックとして、必要な機能をほぼすべて搭載したアイテムです。
スマートロックの中では価格が特に安く(本体価格:13,569円)、コスパは抜群です!
機能はもちろん、業界最軽量ボディのおかげで、落下のリスクが低いのも特徴的。また、つまみの調整範囲が広く、対応できるサムターンが多いのも嬉しいポイント。
さらに、軍事レベルのセキュリティを採用しているため、ハッキングの心配はほぼゼロ。
カラーバリエーションも4色あるので、玄関ドアの雰囲気に合わせて選ぶこともできます!
※『セサミ』『セサミ mini』の2商品がありますが、基本的にはサイズの違いのみです。セサミ miniは、日本の住宅に合わせた小型サイズになっているので、特別な事情がない限り、セサミ miniを選ぶようにしましょう。
【2位】解錠速度はトップクラス!価格が高いのが残念『Qrio Lock』
Qrio Lock Q-SL2
19,800円(税込)
(※2020年4月15日時点のAmazonの価格を参考)
メーカー | Qrio |
---|---|
商品名 | Qrio Lock |
型番 | Q-SL2 |
取付工事 | 両面テープのみ |
機能 | 鍵の状態を確認 遠隔操作 ハンズフリー機能 オートロック機能 帰宅通知 合鍵のシェア ゲスト用キー発行 履歴確認 スマートスピーカーと連携(Alexa、Google Home、Line Clova、Apple Watch) マルチデバイス対応(リモコンキー) |
サイズ | 115.5mm×57mm×77mm |
重量 | 本体のみ:207g 電池有り:240g |
電池寿命 ※1日10回開閉で計算した場合 |
◼︎通常時 2本:約半年 4本:約1年 ◼︎省電力モード時 2本:約420日 4本:約840日 |
電池残量通知 | ○ |
日本語対応 | ○ |
ここが嬉しい!
- 反応がよく、解錠速度が速い。
- 比較的ハンズフリーの性能が良い。
- 電池を最大4本セットでき、省エネモードの場合は2年以上もつ。
- リモコンキーに対応している。
ここが残念...
- セサミに比べると、本体・Wi-Fiアクセスポイントの価格が高い。
- セサミに比べると、サイズ・重量が大きい。
- セサミに比べると、対応できるサムターンの種類がやや少ない。
- カラーバリエーションは1色のみ。
『Qrio Lock(キュリオロック)』もセサミ miniと同様に、家庭用に必要な機能はほぼすべて網羅しています!
セサミ miniに比べて、反応がいいのが特徴的で、解錠速度は業界でもトップレベル。そのため、アプリをタップしてから何秒も待たされる、なんて心配はほぼありません。
また、比較的ハンズフリー機能の性能がよく、解錠の失敗が起こりづらいのも嬉しいポイント。
ちなみに、キュリオロックは「リモコンキー」に対応しているため、スマホ以外のデバイスが必要な場合は、キュリオロックを選ぶようにしましょう(セサミ miniはマルチデバイス未対応)。
一方、キュリオロックの弱点は、価格がかなり高いことです。本体価格だけで、約2万円。さらに、Wi-Fiアクセスポイントが8,200円、リモコンキーが4,325円なので、すべてセットにすると3万円を超えてしまいます。
性能的にもセサミ miniに劣る部分が多いため、コスパはやや微妙です。
※旧機種のQ-SL1は、サイズが一回り大きく、機能も劣るため、間違って購入しないように注意しましょう。
法人用おすすめスマートロック
オフィスや店舗、不動産、民泊など、法人向けスマートロックとしては、こちらの商品がオススメです!
豊富な法人向け機能が魅力!ハマる人にはハマる『NinjaLock』
NinjaLock NL02
41,800円(税込)
(※2020年4月15日時点のAmazonの価格を参考)
メーカー | NinjaLock |
---|---|
商品名 | NinjaLock |
型番 | NL02 |
取付工事 | 両面テープのみ |
機能 | タイマー機能(日時・曜日指定) キーボックス機能(暗証番号解錠) オートロック機能 帰宅通知 合鍵のシェア ゲスト用キー発行 履歴確認 マルチデバイス対応(カードキー) キーパッド対応 |
サイズ | 126mm×68mm×68mm |
重量 | 本体のみ:290g 電池有り:382g |
電池寿命 ※1日10回開閉で計算した場合 |
約1年 |
電池残量通知 | ○ |
日本語対応 | ○ |
ここが嬉しい!
- タイマー機能を使って、特定の日時・曜日の施錠・解錠を操作できる。
- 暗証番号で解錠ができる。
- キーパッド対応している。
- 対応できるサムターンの種類が多い。
- 市販の単3電池を使用できる。
ここが残念...
- 遠隔操作ができない。
- 本体が重く、落下のリスクがある。
- 価格が非常に高く、キーパッドを含むと6万円を超える。
- あまり一般家庭向きではない。
- カラーバリエーションは1色のみ。
『NinjaLock(ニンジャロック)』は、一般のスマートロックにはない特殊な機能がたくさん搭載されています。
たとえば、「タイマー機能」とは、特定の時間に自動で施錠・解錠してくれる機能のこと。この機能を使えば、決まった時間だけ営業する店舗やシェアオフィスなどに利用できそうですよね。
また、「キーボックス機能(暗証番号で解錠できる機能)」を使えば、不動産の内覧の時などに、いちいち鍵をシェアする必要がなくなります。
さらに、別売りのキーパッドを設置すれば、アプリがなくても解錠が可能です。民泊のように第三者が利用する場合は、キーパッドがあると便利ですよね。
ただ、非常に高価で、遠隔操作などの基本的な機能もないため、家庭用には向いていません。
日本唯一のAirbnb連携機能付き!民泊経営者向け『Remote Lock』
「Airbnb」を使って民泊経営をしている人には、『Remote Lock』がオススメです。
Remote Lockは日本で唯一、Airbnbと連携した操作ができるスマートロック。たとえば、Airbnbで予約が入ると同時に、ゲスト用の一時キーを発行し、メールで送信。退出時間を過ぎれば、自動で一時キーを破棄、なんて使い方もできちゃいます(ただし、月額料金が発生します)。
ただ、Remote Lockは市販されていないため、詳しくは公式サイトでお問い合わせしてみてください!
いかがでしたか?
スマートロックがあれば、私たちの生活はかなり便利になりそうですね!
この記事を読んで、あなたの鍵の悩みやストレスが、少しでも解消されたら嬉しいです(^^)
お相手は、マグアンドマフィン編集部の松本でした!
それではまた、別の記事でお会いしましょう。