更新 / マグアンドマフィン編集部
暖房の電気代は結局どれが一番安い?暖房の電気代を比較&コスパ最強暖房器具はコレだ!
「冬の電気代が高い・・・これって暖房器具のせい?」
「暖房器具の電気代って、結局どれが一番安いの?」
「暖房器具っていろいろあるけど、うちにピッタリのものはどれ?」
こんにちは!
マグアンドマフィン編集部の井上です!
寒い冬に欠かせない「暖房器具」。
でも、暖房器具で気になることといえば・・・電気代ですよね。
冷房に比べ、消費電力の多い暖房器具は、電気代が高くなりがち。
冬場になった途端、電気代が5,000円~10,000円近く上がってしまうことも。
だからといって、電気代を節約するために、
家の中でぷるぷると寒さに耐える・・・なんてことも、絶対にしたくありませんよね・・・。
そこで今回の記事では、
- ① 電気代(または灯油・ガス代)
- ② 暖まりやすさ(暖房力)
に注目し、
もっともコスパの良い暖房器具!そして、あなたの家にピッタリの暖房器具を探してみたいと思います!
記事の前半では、暖房器具の種類や特徴について説明します。
そして後半では、電気代の比較や、シチュエーション別におすすめの暖房器具を紹介しますね。
厳しい冬を、より暖かく、そしてよりお得に過ごせるように、
マグアンドマフィンと一緒に、「理想の暖房器具」を見つけましょう(^^)
それでは、さっそく本編に入ります!
暖房器具の種類
ひとくちに「暖房器具」といっても、その種類はとても豊富!
製品によって、
- エネルギー源(電気・灯油など)
- 暖め方
- 暖める範囲
がぜんぜん違うので、適当に暖房器具を買ってしまうと、
思っていたように暖まらなかったり、かえって電気代が高くなった・・・なんてことも。
でも、裏を返せば、
暖房器具の種類を正しく知ることで、
「あなたの家・部屋に合った製品」
「あなたの目的に合った製品」
を選びやすくなるんです!
そこで、まずは、
暖房器具の種類(分類)と、それぞれの特徴について説明しますね!
① エネルギー源による分類
暖房器具の「エネルギー源」には、
- 電気
- 灯油(石油)
- ガス
の3つがあり、それぞれ次のような特徴があります。
電気の特徴
パワー | ★☆☆☆☆~★★★☆☆ |
---|---|
コスト | ★☆☆☆☆~★★★★★ |
代表的な 暖房器具 |
エアコン、オイルヒーター、電気ストーブ、電気ファンヒーター、こたつ、ホットカーペットなど |
長所
- 種類が豊富。
- 電気代の安い製品もある。
- 速暖性の高い製品が多い。
- 空気を汚さない。
- コンパクトで移動できる製品が多い。
- 狭い部屋であれば非常に効果的。
- 賃貸物件でも使用できる。
短所
- 灯油やガスに比べるとパワー不足。
- 電気代が非常に高い製品もある。
- 広い部屋が苦手な製品が多い。
- 乾燥しやすい。
電気を使う暖房器具の特徴は、とにかく商品ラインナップが豊富な点です。
「エアコンの暖房機能」はもちろん、すばやく足元を暖めてくれる「電気ストーブ」、テーブルと一体化した「こたつ」など、いろいろなアイテムがあるので、必要に応じて使い分けることができます。
また、賃貸物件でも気兼ねなく使えるのも嬉しいポイント!
ただ、製品によって電気代が大きく変わるので、とってもお得なものもあれば、逆に高額になってしまうものも・・・。
また、灯油やガスに比べるとパワーが劣るため、広範囲の部屋をすばやく暖めるのは、あまり得意ではありません。
灯油の特徴
パワー | ★★★★★ |
---|---|
コスト | ★★★☆☆ |
代表的な 暖房器具 |
石油ストーブ、石油ファンヒーター |
長所
- 非常にパワフルで、寒冷地や広い部屋でも効果的。
- 電気を使わないので、停電時にも使える。
- お湯を沸かせる。
- 移動できる。
- 電化製品に比べると、乾燥しづらい。
短所
- 灯油の給油が面倒。
- 賃貸物件では使用できないことが多い。
- 換気が不可欠。
- 点火時に灯油のニオイがする。
灯油を使用する暖房器具の特徴といえば、とにかくパワフルなところ!
エアコンでは少し物足りない寒冷地であっても、強力な暖房力でポカポカにしてくれます。
また、停電しても使用できるので、災害時に心強い暖房器具ですよね!
ただ、パワフルな分、電化製品(とくにエアコン)と比べると、ランニングコストはやや高め。
また、電気やガスと違い、自力で灯油を給油しなければならないので、なかなか手間がかかります。しかも、使用しないと灯油が劣化してしまうため、「入れっぱなし」にしておけないという欠点も。
なお、石油ストーブは火災のリスクがあるため、基本的に賃貸物件では使用できません。
ガスの特徴
パワー | ★★★★★ |
---|---|
コスト | ★★★☆☆ |
代表的な 暖房器具 |
ガスストーブ、ガスファンヒーター |
長所
- 非常にパワフルで、寒冷地や広い部屋でも効果的。
- 速暖性が高く、暖まるのが早い。
- 灯油製品のようにイヤなニオイがしない。
- 電化製品に比べると、乾燥しづらい。
短所
- ガスコンセントが必須なので、設置できる場所が限られる。
- 換気が不可欠。
- ランニングコストが比較的高い。
ガスを使用する暖房器具は、灯油と同じく非常にパワフル。しかも、灯油以上にすばやく、部屋全体をポカポカに暖めてくれます!
また、灯油のように給油の手間がなく、またニオイの心配がないのも嬉しいポイント。
ただ、ガスストーブやガスファンヒーターを使うためには、「ガスコンセント」が必要なので、設置できる場所が限られてしまいます(ガスコンセントを増やすためには、工事が必要です)。
ガス代は、灯油と同じくらいか、場合によっては安くなることも。ただ、プロパンガスの場合は、かなり高くついてしまうこともあるので、注意が必要です!
② 暖め方・暖める範囲による分類
暖房器具は、「エネルギー源」だけでなく、
- 暖め方
- 暖める範囲
によって分類することもできます!
「暖め方」は、
- 対流式
- 輻射式(ふくしゃしき)
- 伝導式
の3種類。
「暖める範囲」は、
- 全体暖房
- 部分暖房
の2種類。
まずは、それぞれの言葉の意味をチェックしておきましょう!
対流式
暖かい空気を出し、空気をぐるぐると循環させながら、部屋を暖める方式です。パワフルな暖房効果がありますが、ホコリが舞いやすかったり、暖まり方にムラができやすいという欠点も。エアコンやファンヒーターが代表的。
輻射式
(主に)赤外線などを出して、人の体や壁、床を直接暖める方式です。「太陽の光」と同じ仕組みなので、じんわりと体の芯から暖めてくれますが、基本的に赤外線の当たる部分しか効果はありません。電気ストーブが代表的。
伝導式
熱を持った暖房器具に直接触れることで、体を暖める方式です。触れた部分しか温かくありませんが、消費電力が少なく、電気代が安いのが特徴的。ホットカーペットやあんかが代表的。
全体暖房
「部屋全体を暖める」ことを目的とした暖房器具。「広範囲」を「持続的」に暖めるのが得意ですが、部屋が暖かくなるまでに、少し時間がかかります。
部分暖房
「部分的に暖める」ことを目的とした暖房器具。「狭い範囲」で、「持続性のない」暖房効果しかありませんが、起動してすぐに暖かくなるというメリットがあります。
そして、
「暖め方」と「暖める範囲」を次のように組み合わせると・・・
(基本的に)すべての暖房器具は、
最終的に5パターンに分類されることが分かります!
- 対流式×全体暖房
= ゴォ~っと、部屋中を暖める - 対流式×部分暖房
= ゴォ~っと、目の前だけを暖める - 輻射式×全体暖房
= ジワ~っと、部屋中を暖める - 輻射式×部分暖房
= ジワ~っと、目の前だけを暖める - 伝導式×部分暖房
= 直接触れた部分だけを暖める
これを知っておくと、自分にピッタリの暖房器具を見つけやすくなるので、ぜひ覚えておいてくださいね(^^)
ちなみに、暖房器具を4パターンに当てはめてみると、次のようになります。
A. 対流式×全体暖房
- エアコン
- 石油ストーブ(対流式)
- 石油ファンヒーター
- ガスストーブ(対流式)
- ガスファンヒーター
B. 対流式×部分暖房
- セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター)
C. 輻射式×全体暖房
- オイルヒーター
- 石油ストーブ(反射式)
- ガスストーブ(反射式)
D. 輻射式×部分暖房
- 電気ストーブ(ヒーター)
- こたつ
E. 電動式×部分暖房
- ホットカーペット
暖房器具の種類と特徴は分かりましたか?
ではつづいて、
代表的な暖房器具の特徴をひとつずつ紹介しますね!
それぞれの暖房器具の特徴
暖房器具の大まかな種類が分かったところで、
いよいよ、それぞれの暖房器具の特徴をチェックしてみましょう(^^)
エアコン(暖房機能)
方式 | 対流式×全体暖房 |
---|---|
暖まる早さ (全体暖房) |
★★★☆☆ |
暖まる範囲 | ★★★★☆ |
コスト (1時間) |
10~40円前後 |
用途 | 狭い~やや広い部屋をスピーディーに暖めたい。 |
長所
- 全体暖房できる暖房器具のなかで、もっとも電気代が安い。
- 風量・温度の調整が簡単。
- 空気を汚さないので、換気が不要。
- 火事ややけどの心配がない。
- 冷房・暖房を兼用できる。
- 設置スペースや、出し入れの手間が不要。
短所
- 乾燥しやすい。
- 設置工事が必要。
- 寒冷地ではパワー不足。
- 部屋が広いと、電気代が高くなる。
- 移動ができない。
- 足元が暖まりづらく、頭がぼぉっとしやすい。
エアコン(暖房機能)の最大の特徴は、全体暖房(部屋全体を温めてくれる暖房器具)のなかで、もっともランニングコストが安いところ!
部屋の広さや温度設定などの条件にも寄りますが、同じ全体暖房の石油ストーブやオイルヒーターなどに比べ、半額以下で使うことができます(1時間10~15円くらい)。
暖まるスピードも比較的早く、とくに狭い部屋では効果的です(^^)
ただ、そこまでパワフルではないので、寒冷地では物足りない印象。
ランニングコストについても、20畳を超えるような広範囲用のエアコンや、強モードを使用すると、電気代が一気に高くなるので、注意が必要です。
また、エアコンは「頭熱足寒」状態になりやすく、足元が冷えたり、頭がぼぉっとしやすいという欠点もあるので、気になるときは、サーキュレーターを一緒に使うと、暖房のムラを解消してくれます!
※サーキュレーターの電気代は、1時間1円以下なので、ランニングコストを気にしなくても大丈夫ですよ。
オイルヒーター
方式 | 輻射式×全体暖房 |
---|---|
暖まる早さ (全体暖房) |
★☆☆☆☆ |
暖まる範囲 | ★★★☆☆ |
コスト (1時間) |
14~40円前後 |
用途 | 狭い部屋・寒冷地以外の部屋をじんわり暖めたい。 |
長所
- 暖房効果が持続する。
- 運動音がしない。
- エアコンに比べ、空気が乾燥しづらい。
- やけどしづらい。
- 暖まり方にムラが少ない。
- ぼぉっとしづらい。
- メンテナンスがほぼ不要。
短所
- 部屋が暖まるまでに、かなり時間がかかる(30分くらい)。
- モードによっては、電気代がかなり高くなる。
- 寒冷地や広い部屋には効果が薄い。
オイルヒーターは、「オイルを温めた熱で、じわじわと部屋を暖めていく」という、ちょっと変わった暖房器具です。
自然に近い熱で、人の体や壁、床をじっくりと暖めるので、暖房効果にムラが少なく、体への負担がほとんどありません。風も運転音もないので、乾燥しづらく、ホコリが舞いづらいのも特徴的。
エアコンの熱やハウスダストが苦手な人には、とても快適な暖房器具といえますね!
ただ、自然な熱の伝わりを利用しているので、部屋が暖まるまでに、かなり時間がかかるという欠点も。また、パワーが弱いので、寒冷地や広い部屋では、あまり効果を発揮してくれません・・・。
さらに、強モードを使用すると、電気代が一気に跳ね上がってしまうので、基本的には「狭い部屋」「エコモード」を心がけるようにしましょう!
※「オイルヒーターは電気代が高い」といわれがちですが、エコモードであればエアコン並みに安いものもあるので、あくまで使い方次第です!
セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター)
方式 | 対流式×部分暖房 |
---|---|
暖まる早さ (部分暖房) |
★★★★★ |
暖まる範囲 | ★☆☆☆☆ |
コスト (1時間) |
15~30円前後 |
用途 | 短時間だけ体を暖めたい。 |
長所
- 電源を入れると、すぐに暖まる。
- 本体価格が安い。
- 基本的にコンパクトで、持ち運びに便利。
- 火事ややけどの心配が少ない。
短所
- 乾燥しやすい。
- 電気代がやや高い。
- ホコリが舞いやすい。
- 運動音がやや大きい。
セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター)は、電気で温風を送り出す暖房器具のこと。
電源を入れると、すぐに暖かい空気が出てくるので、忙しい朝(とくに着替えの時)や浴室での使用など、「スポット暖房」に向いています!
ただ、瞬間的にパワフルな温風を送り出すという仕組みから、電気代はやや高く、とくに連続使用には要注意。
また、勢いよく風を送り出すので、ホコリが舞いやすく、また、かなり乾燥しやすいという欠点もあります。
電気ストーブ
方式 | 輻射式×部分暖房 |
---|---|
暖まる早さ (部分暖房) |
★★★★★ |
暖まる範囲 | ★☆☆☆☆ |
コスト (1時間) |
8~30円前後 |
用途 | 短時間だけ体を暖めたい。 |
長所
- 電源を入れると、すぐに暖まる。
- 本体価格が安い。
- 基本的にコンパクトで、持ち運びに便利。
- 赤外線のぬくもりで、体の芯から暖まる。
- ホコリが舞う心配がない。
- 運動音がほぼない。
短所
- 火事ややけどの心配がある。
- 強モードは、電気代がかなり高い。
赤外線で体を暖める暖房器具で、「ハロゲンヒーター」「カーボンヒーター」「シーズーヒーター」「パネルヒーター」などが代表的(暖房力に違いはありますが、基本的な機能は同じです)。
赤外線のぬくもりで、すばやく、体の芯からじんわりと暖めてくれます。
基本的な用途は「セラミックファンヒーター」とほぼ同じですが、風を発生させないため、ホコリが舞ったり、強烈に乾燥するようなこともありません。また、運動音がほとんどないところも魅力的。
ただ、表面部分がかなり高温になり、しかも直接触れることができるので、火事ややけどのリスクがあります(パネルヒーターは除く)。
また、セラミックファンヒーターと同じく、連続使用すると電気代が高くつくので、あくまでスポット暖房として使用するようにしましょう!
石油ストーブ
方式 | 対流式:対流式×全体暖房 反射式:輻射式×全体暖房 |
---|---|
暖まる早さ (全体暖房) |
★★★☆☆ |
暖まる範囲 | ★★★★☆ |
コスト (1時間) |
25円前後 |
用途 | やや狭い~やや広い部屋をじんわり暖めたい。 |
長所
- 暖房効果がとても高い。
- 暖房効果が持続しやすい。
- 部屋全体を暖めつつ、本体から輻射熱も放出される。
- 停電時も使用できる。
- 移動できる。
- 天板の上でお湯を沸かせる。
- エアコンに比べて、空気が乾燥しづらい。
短所
- 灯油の給油が面倒。
- 火事ややけどの心配がある。
- 換気が必須。
- 着火時に、灯油のニオイがする。
- 賃貸物件では使用できないことが多い。
- ファンヒーターに比べると、部屋を暖めるのに、やや時間がかかる。
灯油で熱を発生させるパワフルなストーブで、「対流式」と「反射式」の2種類があります。
「対流式」はこういうタイプ↓のストーブで、
熱の自然対流(温かい空気は上に、冷たい空気は下に)を利用し、暖めた空気を部屋全体に循環させてくれます。また、本体の周辺は輻射熱でポカポカ。部屋の中央に置くと、とくに効果的です。
「反射式」はこういうタイプ↓で、
反射板を利用して、前面に向けて強力な赤外線(輻射熱)を放出してくれます。前面を効果的に暖めてくれるので、壁際に設置するのが一般的です。ただ、自然対流の効果は薄いため、広い部屋を全体的に暖めるのはちょっと苦手(狭い部屋ならOK)。
石油ストーブは暖房力がとても高いので、寒冷地でも汗ばむほどに部屋を暖めてくれます!
ただ、火事ややけど、一酸化炭素中毒のリスクも高いので、扱いには十分な注意が必要です。
また、エアコンに比べると、ランニングコストはやや高め。
石油ファンヒーター
方式 | 対流式×全体暖房 |
---|---|
暖まる早さ (全体暖房) |
★★★★☆ |
暖まる範囲 | ★★★★★ |
コスト (1時間) |
20~30円前後 |
用途 | やや狭い~広い部屋をスピーディーに暖めたい。 |
長所
- 暖房効果がとても高い。
- 部屋全体を効率的に、すばやく暖められる。
- ストーブより安全性が高い。
- 温度設定が簡単。
- エアコンに比べて、乾燥しづらい。
- 移動できる。
- 火事ややけどの心配が少ない。
短所
- 灯油の給油が面倒。
- 換気が必須。
- 着火時に、灯油のニオイがする。
- 電気・灯油を両方使うため、ストーブよりランニングコストがやや高い。
- ストーブと違い、停電時に使用できない。
- 賃貸物件では使用できないことが多い。
石油ファンヒーターは、灯油で発生させたアツアツの熱を、ファンの力で送り出してくれるので、石油ストーブより、さらに効率的に部屋を暖めてくれます!
寒冷地はもちろん、少し広めの部屋であっても、あっという間にぬくぬく。しかも、ボタン一つで細かい温度調節までできちゃいます!
ただ、灯油を燃料としつつも、石油ファンヒーター自体は電化製品なので、わずかですが電気代も発生します。また、停電時に使用できない点も、石油ストーブとの大きな違いですね。
ガスストーブ
方式 | 対流式:対流式×全体暖房 反射式:輻射式×全体暖房 |
---|---|
暖まる早さ (全体暖房) |
★★★☆☆ |
暖まる範囲 | ★★★★☆ |
コスト (1時間) |
16~20円前後 |
用途 | やや狭い~やや広い部屋をじんわり暖めたい。 |
長所
- 暖房効果がとても高い。
- 暖房効果が持続しやすい。
- 部屋全体を暖めつつ、本体から輻射熱も放出される。
- 停電時も使用できる。
- 移動できる。
- 天板の上でお湯を沸かせる。
- エアコンに比べて、空気が乾燥しづらい。
- 灯油と違い、給油の手間がない。
- 灯油と違い、イヤなニオイがしない。
短所
- ガス栓が必要。
- 火事ややけどの心配がある。
- 換気が必須。
- ファンヒーターに比べると、部屋を暖めるのに、やや時間がかかる。
- 商品数が少ない。
灯油ストーブのガス版。基本的な仕様は灯油ストーブと同じですが、給油の手間がないという大きなメリットがあります。
また、灯油を使用しないため、点火時にいやなニオイが発生することもありません。
ただ、ガスを使用するため、ガス栓のない部屋では使用できません(ガス栓の設置には工事が必要)。また、ガスを使用する暖房器具は、ガスファンヒーターが「王道」なところもあり、ガスストーブの商品数は少なめです。
ガスファンヒーター
方式 | 対流式×全体暖房 |
---|---|
暖まる早さ (全体暖房) |
★★★★★ |
暖まる範囲 | ★★★★★ |
コスト (1時間) |
18~30円前後 |
用途 | やや狭い~広い部屋をスピーディーに暖めたい。 |
長所
- 暖房力は最強・最速レベル。
- ストーブより安全性が高い。
- 温度設定が簡単。
- エアコンに比べて、乾燥しづらい。
- 移動できる。
- 火事ややけどの心配が少ない。
- 灯油と違い、給油の手間がない。
- 灯油と違い、イヤなニオイがしない。
短所
- ガス栓が必要。
- 換気が必須。
- 電気・ガスを両方使うため、ストーブよりランニングコストがやや高い。
- ストーブと違い、停電時に使用できない。
暖房器具のなかでは、トップレベルの暖房効果を持つガスファンヒーター。基本的な特徴は、石油ファンヒーターと同じですが、灯油よりさらにすばやく部屋を暖めてくれます。
石油と違い、給油の手間やイヤなニオイはありませんが、ガスコンセントの設置が必要です。
なお、都市ガスの場合、灯油と同じくらい(もしくはちょっと安いくらい)のランニングコストになりますが、プロパンガスの場合は高額になる可能性も。
また、(すべての暖房器具にいえることですが)広範囲用のファンヒーターはガス代が跳ね上がるので、その点にも十分注意しましょう。
こたつ
方式 | 輻射式×部分暖房 |
---|---|
暖まる早さ (部分暖房) |
★★★☆☆ |
暖まる範囲 | ☆☆☆☆☆ |
コスト (1時間) |
5円前後 |
用途 | 床に座りながら、足元や下半身をじんわり暖めたい。 |
長所
- 電気代がかなり安い。
- 空気を汚さない。
- 部屋が乾燥しない。
- 「頭寒足熱」効果で、身体を暖めつつ、頭もスッキリする。
- 火事ややけどの心配が少ない。
- テーブルとして使用できる。
短所
- 設置スペースが必要。
- 部屋を暖めることはできない。
- のんびり居座ってしまう。
- 長時間コタツに入ると、脱水症状を起こすこともある。
日本の代表的な暖房器具。下半身をしっかりと暖めてくれるので、「頭寒足熱」効果を発揮!身体をポカポカにしつつ、頭がぼぉっとするような心配もありません。
暖房器具のなかでも、とくに電気代が安く、家計の負担になりづらいというメリットも!
ただ、テーブルと一体化しているため、設置スペースを大きくとってしまうのが難点。インテリアを考慮すると、部屋に置きづらい・馴染みづらいことも少なくありません。
また、あくまで「伝導式」の暖房器具なので、部屋自体を暖めることはできません。
ホットカーペット
方式 | 伝導式×部分暖房 |
---|---|
暖まる早さ (部分暖房) |
★★★☆☆ |
暖まる範囲 | ☆☆☆☆☆ |
コスト (1時間) |
6~15円前後 |
用途 | 足元をじんわり暖めたい。 |
長所
- 足元からじんわりと暖めてくれる。
- 比較的電気代が安い。
- 収納にあまり困らない。
- 火事ややけどの心配が少ない。
短所
- 単体では暖房効果を発揮しづらい。
- ハウスダスト・ダニの発生の原因になりやすい。
- 汚してしまった場合のクリーニングが難しい。
- 面積が広いと、電気代がかなり高くなる。
- 実は、あまり節約効果がない。
冬の底冷え対策に効果的なホットカーペット。単体での暖房効果は薄いものの、ほかの暖房器具と組み合わせることで、快適な空間づくりに一役買ってくれます。
とくに、足元を暖めづらいエアコンとの相性は抜群。(電気代の安い)ホットカーペットを併用することで、エアコンの設定温度を下げても、十分なぬくもりをキープできます!
ただ・・・ホットカーペットには「節約効果」があるといわれますが・・・エアコンの設定温度を下げて、電気代を節約しても、ホットカーペットの電気代がそれを上回ってしまうため、実は、あまり省エネにはなりません。
しかも、ホットカーペットの面積が広いと、そもそもエアコンより電気代が高くなってしまうことも。
そのため、「電気代は少し高くなるけど、より効率的に暖房効果を上げるためのツール」として捉えるようにしましょう!
※ホットカーペットの電気代を節約するために、必ず断熱シートを敷き、必要最低限の面積で使用するようにしましょう。また、できる限り弱モードの使用を心がけてください。
それぞれの暖房器具の特徴は分かりましたか?
では、これらの情報をふまえ、
シチュエーション別にもっともコスパの良い暖房器具を挙げてみましょう!
シチュエーション別!あなたにピッタリの暖房器具はコレだ!
暖房器具は、使用する部屋や用途によって、選ぶべきものが変わります。
そこで、シチュエーション別に、あなたにピッタリの暖房器具をセレクトしてみました!
上のリストから、あなたが興味のある項目をチェックしてみてくださいね(^^)
1人暮らし・ワンルーム~1K
1人暮らしでワンルームや1Kに住んでいるあなたには、
「エアコン+小型のセラミックファンヒーター(または小型の電気ストーブ)」のセットがオススメです!
朝の忙しい時間帯は、セラミックファンヒーターでさっと暖をとれば、着替えや朝食も快適に済ませることができます。休日など、長時間滞在する場合は、エアコンでしっかり部屋を暖めましょう。
どうしてもエアコンだけでは物足りない場合、電気代は少し高くなりますが、一畳用の小さいホットカーペットを併用することで、足元からじっくり暖まることができます。また、テーブルにこだわりがない場合は、コタツにしてしまうのもアリです!
もし、エアコンの暖房が苦手な場合には、オイルヒーターも効果的です!狭い部屋ほど効果が高く、体への負担も少ないので、就寝時の使用もオススメ。省エネタイプのオイルヒーター(デロンギなど)であれば、エアコンと電気代もほとんど変わりませんよ(^^)
2人暮らし・1LDK~2LDK
夫婦で2人暮らし、または1LDK~2LDKに住んでいるあなたには、
「エアコン2基+セラミックファンヒーター(または電気ストーブ)」または「エアコン+オイルヒーター+セラミックファンヒーター(または電気ストーブ)」の組み合わせがピッタリです!
忙しい朝はセラミックファンヒーターや電気ストーブで暖をとり、休日はエアコンを使用。
寝室は基本的にエアコンがオススメですが、エアコンの風が苦手な場合は、オイルヒーターでもOK。オイルヒーターは、部屋が暖まるまでに時間が掛かるので、30分前を目安に電源を入れると、寒い思いをせずに済みます(お風呂に入っている前に電源を入れる、など)。
エアコンであれオイルヒーターであれ、一晩中稼働させることが多いので、省エネタイプのものを選ぶようにしましょう(寝室はあまり広くないので、パワーは必要ありません)。
3人以上・2LDK~
家族が3人以上いる、または2LDK以上の部屋に住んでいるあなたには、
「エアコン(または石油ファンヒーター)+ホットカーペット+セラミックファンヒーター」の組み合わせが効果的!
家族が集まるリビングなどは、エアコンをメイン機として使用。部屋が広く、暖房効果が物足りない場合は、石油ファンヒーターにするか、子どもがいて、ホコリの舞い上がりが気になる場合は、(電気代はたかくなりますが)ホットカーペットと併用するとより快適です!
忙しい朝に急いで暖をとりたいとき、または洗面所で着替えをするときのために、スポット用のセラミックファンヒーターも用意しておきましょう。洗面所は小型のファンヒーターでも大丈夫ですが、リビングなどで使用するときは、やや広範囲に風を送り出せるものにしておくと、暖房漏れを回避できます。
寝室などの狭い部屋は、エアコンを使用するか、エアコンの風が苦手な場合は、オイルヒーターがオススメです。
小さいお子さんがいる場合は、やけどの危険があるので、ストーブは使用しないようにしてください。
3世代家族・戸建て
高齢の家族と同居している、または戸建てに住んでいるあなたには、
「高性能エアコン(または石油ファンヒーター)+セラミックファンヒーター」のセットがオススメです。
家族が集まる広いリビングは、暖房効果が高く、かつ省エネ効果もある高性能エアコンがピッタリ。
その他の部屋も、基本的にはエアコンが効果的ですが、高齢の方はエアコンを嫌うことも多いので、エアコンの弱モードにこたつやホットカーペットを組み合わせたり、石油ストーブ・石油ファンヒーターを代わりに使うのも効果的です(小さいお子さんがいる場合は、ストーブを避けましょう)。
また、ヒートショックを防ぐために、トイレ・洗面所に小型のセラミックファンヒーターを置いておくと安心です。
寝室もエアコンがあれば十分ですが、エアコンの風が苦手な場合は、オイルヒーターで代用しましょう(省エネタイプがオススメ)。
ではつづいて、電気代を節約する方法をいくつか紹介します!
電気代を節約する方法
いくらコスパの良い暖房器具を選んでも、使い方を間違えれば、電気代は高くなってしまいます。そこで、電気代をうまく節約する方法をお伝えしますね(^^)
一般的な電気代の相場
そもそも、電気代の相場はいくらくらいなのでしょうか?
電化製品の使用状況にもよりますが、おおむね、次のような傾向がみられるようです。
人数 | 電気代 |
---|---|
1人 | 5,700円 |
2人 | 9,654円 |
3人 | 11,116円 |
4人 | 11,761円 |
5人 | 12,945円 |
参照:e-Stat 家計調査報告(家計収支編 / 2019年)
こちらが全国平均値になっているので、これより電気代が高くなっている場合は、使い方を見直したほうがいいかもしれません!
というわけで、さっそく、電気代の節約方法をチェックしてみましょう。
エアコン編
- 設定温度20℃を心がける。
- サーキュレーターと併用する。
- フィルター・室外機を掃除する。
- 古いエアコンは買い替える。
エアコンの設定温度を1℃下げると、10~15%の節電になるといわれています。環境省でも、冬の室温の目安として「20℃」を推奨しているため、まずは設定温度が高くなり過ぎないように注意しましょう。
また、エアコンは室温にムラができやすく、とくに足元が冷えがちです。そこで、サーキュレーターを使用すると、部屋中が均一に暖まるようになり、設定温度の上げ過ぎを防ぐことができます。
さらに、フィルターを掃除するだけで、約5%も電気代を節約できるので、フィルターの掃除もオススメです(できれば室外機も)!
なお、すべての暖房器具にいえることですが、暖房効果を高めるために、厚手のカーテンにしたり、窓に断熱シートを貼ったり、また、家の中でも暖かい格好を心がけることが重要です!
オイルヒーター編
- 窓際・壁際に置く。
- 広い部屋では使用しない。
- 省エネモードを心がける。
オイルヒーターは、冷気が入り込みやすい、または熱が逃げやすい「窓際」に置くことで、暖房効率を上げることができます。
また、オイルヒーターはパワーが弱いため、広い部屋で使用するのは避けましょう(いつまで経っても部屋が暖まらず、ムダな電気を使ってしまいます)。
セラミックファンヒーター・電気ストーブ編
- 長時間の使用は避ける。
セラミックファンヒーターや電気ストーブは、あくまで「スポット暖房」用。短い時間で強力な暖房効果を発揮するため、電気代はかなり高くなってしまいます。
そのため、長時間の使用は絶対に避けるようにしましょう。
石油ストーブ編
- 対流式は部屋の中心に置く。
- 反射式は壁際に置く。
先ほどお伝えしたように、石油ストーブには「対流式」と「反射式」の2種類があり、暖房方式が異なります。
空気の流れで部屋を暖める「対流式」は、部屋の中心に置くと、より効率的。逆に、前面を暖める「反射式」は、壁際に設置したほうが暖を取りやすくなります。
ホットカーペット編
- 断熱シートを敷く。
- 必要最低限の面積を選ぶ。
- 強モードは使用しない。
ホットカーペットの効率を上げるために、まずは床に断熱シートを敷きましょう。
そして、ホットカーペットは面積が広くなると、電気代が途端に高くなるので、必要最低限のサイズを選ぶように!
また、強モードを使用すると、電気代が跳ね上がるだけでなく、低温やけどのリスクもあるので、基本的には中モード以下を心がけてください。
電気代の節約方法は分かりましたか?
それでは最後に、どのようなシチュエーションでも使いやすい、
- エアコン
- オイルヒーター
- セラミックファンヒーター
- ホットカーペット
のおすすめ商品を紹介します!
おすすめの暖房器具7選
それではさっそく、「エアコン」「オイルヒーター」「セラミックファンヒーター」「ホットカーペット」のおすすめ商品をチェックしてみましょう!
おすすめのエアコン
まずは、おすすめのエアコン2選を紹介しますね。
工事費込みの格安エアコン!アプリでIoT化もできる『霧ヶ峰 MSZ-GV2219』
三菱 霧ヶ峰 MSZ-GV2219(6畳用)+ 設置工事セット
61,050円(税込)
(※2020年4月30日時点の楽天市場の価格を参考)
「必要最低限の機能でいいから、安いものを買いたい」「リビング以外の部屋に、エアコンを設置したい」という人にピッタリの商品が、工事費込みの格安エアコンシリーズです。
なかでもオススメの商品が、『霧ヶ峰 MSZ-GV2219(6畳用)』。
『霧ヶ峰 MSZ-GV2219』は、格安エアコンのなかではとても珍しい、霜取り運転時(※)の「室温キープシステム(プレヒート)」を搭載。霜取り運転の前に室温を上げてくれる(プレヒート)ので、霜取り中も、部屋が急激に寒くなることはありません。
また、専用アプリを使えばスマホやスマートスピーカーで操作できるようになるため、「格安エアコンなのにIoT化ができる」という優れもの!
もちろん、冷房・暖房・除湿機能についても、問題なく使用できるレベルなので、高機能にこだわりがなければ、工事費込みの格安エアコンシリーズがオススメです!
※エアコンの室外機に霜が付いてしまった場合、室外機を暖めて霜を溶かす機能のこと。霜降り運転時には、一旦室内の暖房が止まってしまいます。
AIで暖房のムラを解消!暑がり・寒がりにも自動対応『霧ヶ峰 MSZ-ZW4019S』
三菱 霧ヶ峰 MSZ-ZW4019S(14畳用)
143,640円(税込)
(※2020年4月30日時点の楽天市場の価格を参考)
高性能かつ広い部屋にも対応できるエアコンとしてオススメの商品は、同じく三菱の『霧ヶ峰 MSZ-ZW4019S』。
AIを搭載した赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.」が、部屋の形状を認識し、風の当たりにくい場所にも、しっかりと冷暖房の効果を届けてくれます。
さらに、部屋にいる人の体温を検知し、寒がっている人には暖かい風を送り、逆に暑がっている人には当たらないようにする機能など、まさに「高機能」を象徴するような最新技術を多数搭載しています。
上位モデルのエアコンが20~30万円を超える中で、こちらの『霧ヶ峰 MSZ-ZW4019Sは、14畳タイプを10万円台で購入できるという、大きな魅力があります。
もちろん、それでも高額に違いありませんが、リビングに高機能エアコンを設置したいという方には、かなりオススメできる商品です!
おすすめのオイルヒーター
ではつづいて、おすすめのオイルヒーターを紹介します!
エコモードで電気代節約!シンプルなダイアル操作が魅力『デロンギ RHJ35M0812-DG』
デロンギ アミカルド オイルヒーター RHJ35M0812-DG
26,180円(税込)
(※2020年4月30日時点の楽天市場の価格を参考)
デロンギの『アミカルド オイルヒーター RHJ35M0812-DG』は、オイルヒーターのなかでも比較的電気代が安く、エコモードを利用すれば、エアコン並みのコストに抑えられます。
また、シンプルなダイアルで直観的に操作でき、見た目もスマートで魅力的!
暖房効果も高く、無風で運動音もほぼないので、使い勝手は申し分ありません。ちなみに、私も自宅でこちらの商品を使っています(^^)
デロンギ最上位モデル!さらなるエコで電気代エアコン並み『デロンギ MDHU15-PB』
デロンギ マルチダイナミックヒーター MDHU15-PB
44,800円(税込)
(※2020年4月30日時点の楽天市場の価格を参考)
デロンギが販売しているオイルヒーターの最上位モデル。
基本的には、さきほど紹介した『RHJ35M0812-DG』と同じ仕様ですが、自動温度調整機能を改良したことで、さらなる電気代の節約を可能にしています!
下位機種に比べ、速暖性もやや向上。
ただ、価格が従来機の2倍近くするので、高性能にこだわる人にのみ、オススメできるオイルヒーターです。
おすすめのセラミックファンヒーター
それでは次に、おすすめのセラミックファンヒーターを紹介します。
人感センサーで消し忘れ防止!大風量だからリビングでも安心『ドウシシャ CHU-124J / UHC-1124J』
ドウシシャ 人感センサー付き 大風量セラミックヒーター CHU-124J / UHC-1124J
7,200円(税込)
(※2020年4月30日時点のAmazonの価格を参考)
パワフルな風量と、人感センサーが魅力的なセラミックファンヒーター。
人感センサーをONにすることで、人の動きに合わせて、運転・停止を切り替え。人がいなくなると、約10分で送風を止めてくれるため、万が一の「消し忘れ」も、これなら安心です!
1200Wの強力な温風は、広いリビングにも十分対応。ルーバーで風向も微調整できるので、忙しい朝など、すぐに暖まりたいときにとても便利。
しかも、価格は1万円以下なので、コスパも文句ありません!
ファンヒーター+加湿器のハイブリッド!プラズマクラスターで消臭もできる『シャープ HX-J120』
シャープ プラズマクラスター 加湿セラミックファンヒーター HX-J120
12,199円(税込)
(※2020年4月30日時点の楽天市場の価格を参考)
ファンヒーター+加湿器+プラズマクラスター技術を組み合わせた、シャープの高性能セラミックファンヒーター。
加湿機能を追加することで、セラミックファンヒーターの難点だった「乾燥」を抑えることができます。さらに、プラズマクラスターを併用することで、部屋の空気を除菌・消臭することも!
※ちなみに、ファンヒーターと加湿器は、それぞれ単独で使用することもできます。
本体のお手入れがしやすく、加湿器部分をしっかりと洗浄できるので、カビの発生を防ぎやすいのも嬉しいポイント。
ファンヒーターと加湿器(+プラズマクラスター)のハイブリッドタイプにもかかわらず、1万円前後で購入できるので、コスパ的にもオススメです(^^)
おすすめのホットカーペット
では最後に、おすすめのホットカーペットを紹介しますね!
丸洗いできるからいつでも清潔!ソファでも使える『山善 洗えるどこでもカーペット』
山善 洗えるどこでもカーペット YWC-182F
5,927円(税込)
(※2020年4月30日時点のAmazonの価格を参考)
山善の『洗えるどこでも電気カーペット』の最大の魅力は、文字通り、「洗える」ところ!
ホットカーペットを使用する上で、一番気になるのは、清潔面です。長く使用すれば、ニオイや汚れ、さらにホコリやダニが発生することも。
そんなとき、こちらの商品であれば、洗濯機で丸洗いできるので、いつでも清潔かつフカフカの状態を保つことができるんです!
また、毛布のように柔らかいので、床だけでなく、ソファや椅子に敷いて使用できるのも魅力的!
もちろん、暖房性能も十分で、しっかりと体を暖めてくれます。冷え性で、エアコンだけでは物足りない、という人にピッタリのアイテムですね(^^)
暖房器具の電気代やコスパについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
基本的には、「エアコン」が一番コスパの良いことが分かりましたが、
状況によって使い分けることも大切です。
冬場は、暖房を使うとすぐに電気代が高くなってしまうので、
それぞれの特徴をしっかりと理解し、一緒に節電に努めましょうね(^^)
お相手は、井上でした!
それではまた、別の記事でお会いしましょう。